10,000mAhのバッテリを搭載しながら一般的なサイズのスマホ「HONOR WIN」搭乗(スマホ沼)

ガジェット スマートフォン
山根康宏

山根康宏

香港在住携帯研究家

  • homepage
  • facebook
  • X

スマホとSIMを求めて世界を取材中。メディアへ執筆多数。海外・中国通信関連の記事や講演承ります。noteや動画配信もやってます。

特集

みなさんこんにちは、香港在住の携帯電話研究家、山根康宏です。2025年も間もなく終わり。シャオミからライカスマホ「Xiaomi 17 Ultra by Leica」が発表されて今年は終わりと思いきや、HONORからすごいスマホがぶっこまれてきました。「HONOR WIN」が12月26日に中国で発表されたのです。

チップセットはSnapdragon 8 Elite Gen 5を搭載。ハイスペックなモデルです。カメラは5000万画素広角+5000万画素 3倍望遠+1200万画素を搭載。

カメラは3つですが、もう1つの円形のパーツが気になりますね。これは空冷ファン。空冷ファンはnubiaのREDMAGICシリーズ、OPPOのK13シリーズが搭載。レノボのLegion Phoneも最初の2機種が搭載していましたが、ついにHONORもこの機能を採用しました。

そしてバッテリーはついに10,000mAhを突破!まさか2025年中にこの容量のモデルが出てくるとは思ってもいませんでした。ちなみに急速充電は100W有線、80W無線です。

さらにディスプレイのリフレッシュレートは185Hz。ゲーミングスマートフォンは144Hzのモデルが多くありますが、AUSのROG Phone 6(2022年)が165Hz、ROG Phone 9(2024年)が185Hzに対応。HONOR WINはそれに次ぐモデルです。

なお、下位モデルとして「WIN RT」も登場。Snapdragon 8 Elite、5000万画素広角+1200万画素超広角カメラ、10000mAhバッテリー(100W有線充電)というスペック。185Hzディスプレイと空冷ファンも搭載します。

忘れてはいけないのがAI機能。AIアシスタント「YOYO」がワンタッチで呼び出せます。ローカルAI処理も早いでしょうね。価格は12GB+256GモデルでHONOR WINが3999元(約8万9000円)、HONOR WIN RTが2599元(約5万8000円)。ハイエンドスマートフォンとしても価格はかなりリーズナブルではないでしょうか。

《山根康宏》

※テクノエッジが運営する有料会員コミュニティ、テクノエッジ アルファに加入すると参加できるDiscord内、「スマホ沼」チャンネルにおいて、記事に関する追加情報や山根ハカセとの交流、スペシャル映像をお楽しみいただけます。ほか、生成AIや自作PCに関するコンテンツ、リアルイベントの優先招待などの特典がございます。ぜひ、ご検討ください。

Amazon売れ筋ランキング

山根康宏

山根康宏

香港在住携帯研究家

  • homepage
  • facebook
  • X

スマホとSIMを求めて世界を取材中。メディアへ執筆多数。海外・中国通信関連の記事や講演承ります。noteや動画配信もやってます。

特集

BECOME A MEMBER

『テクノエッジ アルファ』会員募集中

最新テック・ガジェット情報コミュニティ『テクノエッジ アルファ』を開設しました。会員専用Discrodサーバ参加権やイベント招待、会員限定コンテンツなど特典多数です。