アップルは1976年4月1日にスティーブ・ジョブズ、スティーブ・ウォズニアック、ロナルド・ウェインの3人によって創業し、今年で50周年を迎えます。そして、ティム・クックCEOはこの大きな節目の創業記念日にをする計画を明らかにしました。
クックCEOは、「この50年間を振り返る中で、最近はアップルについていつもより深く考えるようになりました。この50年間を振り返ると、本当に胸が高鳴ります。盛大にお祝いすることをお約束します」と社員に対し語っています。
50年の間に、アップルには大きな浮き沈みがありました。創業のきっかけはスティーブ・ウォズニアックが作った「Apple I」を販売するためで、当初はApple Computer Companyという名称でしたが、1977年に法人化するとともにApple Computer, Inc.へ社名を変更、同年には「Apple II」を発売しました。
1984年には有名なスーパーボウルのCM『1984』とともに初代マッキントッシュを発売。マッキントッシュは当初こそ好評を博したものの、程なくして売上げが停滞し、1985年にはウォズニアックとジョブズが相次いでアップルを離れてしまいます。しかしその後、マッキントッシュは主にDTP向けコンピューターとして普及を果たしました。
1990年代半ばには、マイクロソフトがWindows 95を発売して世界的ブームを巻き起こすと、高価なマッキントッシュは苦境に立たされる格好になりました。アップルはこの時期、お家騒動が絶えないばかりか、様々な企業との合併や売却の交渉も実を結ばずじまいに終わっています。
しかし1997年には、アップルは次世代を担うMac OSの基盤技術にジョブズが立ち上げたNeXTのOPENSTEPを採用することを決め、それにともないジョブズもアップルに復帰、後にCEOの座につくと、アップルはiMacの発売からiPod、iPhoneと、ヒット商品を連発。2010年代初頭には世界でもトップランクの時価総額を誇る企業へと大きく成長を遂げました。
ティム・クックがコンパック副社長の職を退いてアップルに入社したのは、有名な「Think different」広告キャンペーンが始まった翌年、1998年のことでした。その後のアップルの快進撃を考えれば、クックCEOがアップルの歴史を振り返って「胸が高鳴る」のも無理はないでしょう。
クックCEOが祝う50周年記念の催しがどんなものになるのかはまだわかりません。ささやかなものになる可能性もありますが、盛大にお祝いする可能性もあります。また社内向けのイベントになるかもしれませんが、一般向けになにかを企画している可能性も考えられます。アップルは過去、特別な機会を記念した商品(iPhoneケースやApple Watch用バンドなど)を発売した例もあり、もしかすると限定・特別カラーのiPhoneなんかが登場することもあるかもしれません。






