モトローラの最新折りたたみスマホ「razr 60」が、やっと日本に来ました。10月10日発売。オープンマーケット向けの価格は、13万5800円(税込、12GBメモリ/512GBストレージ)~、キャリアではドコモとソフトバンクが取り扱います。

razr 60は、縦折り型スマートフォンとしての使いやすさにAI機能を組み合わせたモデルです。アウトディスプレイは3.6インチで、閉じたまま音楽再生やナビ、カレンダー、SNSの確認などが行えます。

▲カラーはネイビー、ホワイト、ピンクの3色展開
プロセッサはSnapdragon 7 Gen 1、外装フレームにはチタン素材を使用し、ヒンジ部の耐久性は従来比で約4倍に高まっています。また、IPX8+IP4X相当の防水防塵性能も備えます。
独自のmoto aiで、端末内の自然言語検索や通知・音声メモの要約、AIによる録音テキストの要点抽出などが行えます。

▲moto aiは、常駐するアイコンからいつでも呼び出せる(arrowsでも見た気が…)
日本語対応の「おまとめも」機能は、会議の録音内容などをAIが要約してくれるもので、ビジネス用途にも対応。

▲「おまとめも」機能
メインカメラは5000万画素の広角と1300万画素の超広角のデュアル構成。3200万画素のインカメラは、ヒンジのフリーポジション機構と組み合わせることで、自由な角度での撮影が可能です。バッテリーは4500mAhで、30Wの急速充電と15Wのワイヤレス充電に対応。

モデル名は販路によって異なり、ソフトバンク向けが「razr 60s」、ドコモ向けが「razr 60d」。ドコモモデルはn79バンドに対応し、梱包パッケージに再生素材(竹・サトウキビ)を使用するなど、環境配慮型の仕上げとなっています。
さらに年末には上位モデル「razr 60 Ultra」の投入も予定されています。アウトディスプレイは4.0インチに拡大し、リフレッシュレートも165Hzに強化。カメラ構成は広角・超広角に加えて望遠を加えた3眼構成で、AI機能やアルカンターラ素材による背面仕上げなど、上質さに振った構成です。プロセッサはSnapdragon 8s Gen 3、バッテリーは4000mAhながら高速充電に対応。国内ではauおよびIIJmioが取り扱い、価格などの詳細は後日発表される見込みです。