最大48時間再生&ワイヤレス充電対応、Shokzの新型オープンイヤー「OpenFit 2+」発売

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矢崎飛鳥(ACCN)

テクノエッジ編集長。Wikiの「スマートフォン」ページに略称“スマホ”考案者として記述あり。週一以上ライブへ通う音楽好き。ヨボヨボのハタチ

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フォーカルポイントが展開するShokzシリーズの新作、OpenFit 2+が本日(8月28日)、発売します。価格は2万7880円(税込)。

▲ブラック(SKZ-EP-000050)とグレー(SKZ-EP-000051)の2色展開

OpenFit 2+は、その名が示す通り、耳を塞がないオープンイヤー型の第2弾。今回は、音質をさらに強めてきました。

Shokz独自のDualBoostテクノロジーとデュアルドライバー構成により、低音から高音をしっかりと耳に伝え、Dolby Audio対応による音場も広がりも実現。実際に試した印象も、オープンイヤーとは思えない十分な迫力を感じました。

特筆すべきは、やはり装着感。片耳わずか9.4gと軽量、かつ肌に触れる部分には柔らかいシリコン素材を採用しており、長時間装着しても耳に負担が少なく、忘れてしまうほど自然なにフィットします。眼鏡(サングラス)との干渉も感じませんでした。

オープンイヤー型の利点は、周囲の音を認識しながら音楽を楽しめること。DirectPitch 2.0技術によって、音漏れは最小限に抑えられ、屋外やジムでも安心して使えそうです。実際に街中で使用してみると、車の接近や周囲の会話を自然に聞き取れるため、安全性は高いと感じました。ただ、さすがに大きな音(電車がホームに入ってくるなど)がする際は、イヤホンからの音はほぼ聞こえませんでした。

バッテリーはイヤホン単体で最大11時間、ケース併用で最大48時間のリスニングが可能です。通話に関しても、ケースと併用すれば最大36時間まで可能。また、急速充電にも対応し、ケース残量が15%以上あれば10分の充電で最長約2時間使用できます。充電ケースの充電時間は有線で約100分、ワイヤレス充電で約180分。

▲ケースはワイヤレス充電に対応する関係で厚みが増し、旧モデルとの互換性はない

操作は、先日発表されたNothingのヘッドフォン同様、物理ボタンを主体としており、誤操作を防ぎ直感的に扱えます。IP55防水性能を備え、汗や小雨程度なら安心ですが、充電ケースは非防水です。もちろん、マルチポイント接続対応で、デバイスをシームレスに切り替えられます。

▲(オーディオ製品のトレンド?)物理ボタンを採用

Shokzアプリを併用すれば、Dolby Audioの有効化やイコライザーの調整、イヤホンを探す機能なども利用でき、細やかなカスタマイズも可能。Bluetoothは最新の5.4に対応し、プロファイルはA2DP・AVRCP・HFP、コーデックはAACとSBCをサポートしています。

私は家ではよくOpenDots ONE(クリップ式)を使っていますが、OpenFit 2+は耳の上に重量が分散するためか、さらに装着している感じがない、ホント忘れてしまうくらいの軽快さがあります。

▲OpenDots ONE(左)よりケースはだいぶ大きい

音質は、特にDolbyをオンにした状態だと非常に似通った印象です。まだ試用し始めてから日が浅いので、両機種をゆっくり比較しながら、それぞれの用途を考えてみたいと思います。

《矢崎飛鳥(ACCN)》

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矢崎飛鳥(ACCN)

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