monoAI technology、観光・イベント事業者向けに「字幕表示スマートグラス」のサービス展開を開始

PR TIMESにて配信されたプレスリリースをそのまま掲載しています。
monoAI technology株式会社
観光・イベント現場のユニバーサルツーリズム推進へ

monoAI technology株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:山下 真輝、東証グロース市場:証券コード5240、以下「当社」)は、観光・イベント事業者が直面する「聴覚障がい者への合理的配慮」と「訪日観光客対応の人材不足」といった課題に対応するため、字幕表示および同時翻訳機能を備えたスマートグラスを活用した実証を複数の施設にて開始いたします。なお、本取り組みは、東京都の「令和7年度スマートサービス展開支援事業(※1)」の一環として実施するものです。



■背景
2024年4月1日に「改正障害者差別解消法」が施行され、これまで努力義務であった事業者による障害のある方への「合理的配慮の提供」が法的に義務化されました。
この法改正により、観光施設やイベント会場などにおいても、聴覚に障がいのある方々を含め、誰もがサービスを享受できるような環境整備が急務となっています。
同時に、インバウンド観光の回復に伴い、多言語対応ができる人材の不足も大きな課題です。
このような社会的な要請を背景に、テクノロジーを活用して「合理的配慮」と「多言語対応」を両立する新たなソリューションが求められています。


■取り組み概要
本実証実験では、スマートグラス「XREAL air2 ultra」、指向性マイク「Mobile Voice WT01」、専用のスマートフォンアプリケーション(Android)を組み合わせ、会話内容をリアルタイムに文字化してご利用者の視界に表示します。


主な機能
・日本語字幕表示
主に聴覚に障がいのある方向けに会話の内容を字幕で表示


・自動翻訳機能
主に外国人観光客向けに会話を自動翻訳し字幕で表示(現在、英語・中国語・韓国語に対応)

・感情表現フォント
独自のフォント変換技術により字幕の読みやすさと感情の伝わりやすさを向上


本年度は、サービスの本格展開を見据え、機能の強化と実証実験を進めてまいります。
具体的には、導入施設のスタッフ様がより直感的かつスムーズに操作できるようアプリケーションのUI/UXを改善するほか、ギャラリートークなどでの利用を想定したブロードキャスト機能(1人の話者の音声を10人以上のご利用者へ同時配信)を新たに開発いたします。
これらの機能強化を踏まえ、都内の美術館・博物館、その他の観光施設など、複数の施設にてトライアル導入を行ってまいります。
こうした実証実験を通じ、翌年度以降の本格展開に向けた土台を構築するとともに、円滑な導入を促進するための運用ガイドラインの構築や、設定マニュアルの簡易化にも並行して取り組んでまいります。


※1 令和7年度スマートサービス展開支援事業
東京都が「スマート東京」の実現に向け、先端技術を活用して都民の生活の質を向上させるサービス展開を支援するものです。
https://www.5gconsortium.metro.tokyo.lg.jp/deployment/


■会社概要
社名:monoAI technology株式会社(モノアイテクノロジー)
代表者:代表取締役社長 山下 真輝
設立:2013年1月
事業内容:XR事業
証券コード:5240(東証グロース市場上場)
所在地:東京都渋谷区桜丘町1番2号 渋谷サクラステージ セントラルビル15F
HP:https://monoai.co.jp/
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