アップルは、日本時間9月10日の「Awe dropping.」イベントで完全ワイヤレスイヤホンの新モデル AirPods Pro 3 を発表しました。
AirPods Pro 3は「世界最高峰のインイヤーアクティブノイズキャンセリング」機能を搭載し、イヤーチップの改善などにより、前モデルに比べて最大2倍のノイズ除去性能を備えたとアップルは説明しています。また、サイズをやや小さくすることでより多くの人の耳にフィットするようになり、ランニングなどのアクティビティでの装着性が向上、IP57の防水性能も備えたことで、激しいワークアウトにも対応します。

フィットネス向けの機能としては赤外光を毎秒256回照射して、血流の光吸収を測定する心拍測定機能が新たに搭載されました。この機能と加速度センサー、ジャイロスコープ、GPS、iPhone上の新しいデバイス内AIモデルによるセンサーフュージョンと組み合わせ、最大50種類のワークアウトで心拍数や消費カロリーを追跡、モチベーションを維持しやすくなります。
AirPods Pro 3では、Apple Intelligenceを活用したライブ翻訳機能も使えるようになります(日本語対応は年内)。この機能では、AirPods Pro 3により言語の異なる相手の話しをリアルタイムで自分の言語に変換して聞き取ることができ、発表時の映像では自分の発した言葉をiPhoneの画面に相手の言語で表示してコミュニケーションを取る様子が紹介されました。
「AirPods Pro 3はパーソナルオーディオを新たなレベルへと引き上げる」とAppleのハードウェアエンジニアリング担当シニアバイスプレジデント、ジョン・ターナス氏は述べています。
AirPods Pro 3の価格は249ドルからで、予約はすでに受付中。9月19日より店頭販売が開始されます。
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(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)