GoogleはAndroid向けの新機能として、ユーザーが中毒性の高いアプリに没頭するあまり時間を浪費してしまうのを防ぐ機能「Pause Point」を発表しました。
Googleは2018年の「Android 9.0 Pie」でスマートフォンの利用状況を視覚的にチェックできる「Digital Wellbeing」機能をリリースしました。この機能は、どのアプリをどれぐらいの頻度で利用し、どれだけ通知を受け取り、さらに1日に何度端末を手に取ってチェックしたかといった情報を視覚的に確認可能とします。さらに各種SNSやYouTubeのような、特に目的もないのについつい起動してしまうアプリに使用時間制限を設けられる「アプリタイマー」機能も提供されました。
しかし実際のところ、どれぐらいのユーザーがこの機能でアプリの使用を自ら制限したのかはわかりません。この機能の存在自体を知らなかったり、忘れてしまっている人も多いのではないでしょうか。今回Googleが発表したPause Pointは、もっと効果的にユーザーのアプリ使用を見直した機能になっています。

Pause Point機能では、ユーザーが事前に、睡眠時間や仕事時間、勉強時間の妨げになるほど使いすぎてしまうアプリを設定しておくことで、無機質なタイマーによるお知らせではなく、いったんユーザーに深呼吸を促したり、別の生産的なアプリに誘導したり、お気に入りの写真を表示して心を落ち着かせることができます。もちろん、アプリの使用前にあらかじめ時間を設定しておく、アプリタイマーの機能も含まれています。
また、Pause Point機能をオフにするにはスマートフォンの再起動が必要であり、心理的に簡単にオフにできなくしているところも、以前のアプリタイマーに比べ、ユーザーに利用制限をした当初の意志を曲げさせないポイントとなっています。
最近のスマートフォン利用、特に各種SNSアプリやYouTubeアプリなどの利用場面では、興味を惹こうとするサービス側がアルゴリズムによって刺激的・扇情的でネガティブな印象を与えるコンテンツを絶え間なく提示し、ユーザーが精神的に疲弊するまでスクロールを止められなくしてしまう「ドゥームスクロール」が問題視されています。YouTubeでその問題に加担しているとも言えるGoogleが、Pause Pointのような機能を提供するのはマッチポンプ的ではありますが、スマホ疲れを避けたいと思うユーザーはこの機能を試してみてのも良さそうです。
ちなみにGoogleによると、Pause Pointは今年後半に導入される予定の「Digital Wellbeing」ツール強化の始まりに過ぎないとのことです。
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