ファーウェイの新イヤホン、HUAWEI FreeBuds SE 4 ANCです。いや~、母・陽子に「アンタまた似たようなもん買ってきて」とか言われそう。

まぁ、今どきデジガジェの見た目が似ているなんて珍しくもないですし、昔みたくアップルも訴えたりとかしなくなりましたよね。それより前に進んだほうがいいって判断だと思います。
HUAWEIのイヤホンは、私もFreeClipを愛用していますが、スマホを(日本では)やれなくなってからホントで頑張ってて、クオリティだいぶ高いと思っています。なので、デザインを突き詰めたら、たまたま似てしまっただけなのかもしれません。機能美ってやつです、きっと。

▲正面はランプの位置が違うくらいで、ほぼ見分けつかない。なお、ブラックもある

▲背面はHUAWEIって思いっきり書いてあるので、さすがに誰でもわかる

▲ペアリングボタンは底部に位置
サイズも近いですが、AirPods用ケースには収まらなかったので、若干大ぶりな模様。重量はFreeBuds SE 4 ANCのほうが軽いです。
で、これ6580円(税込)なんですよね。1万円未満のANCイヤホンって、まずそんな効かないのを知っているので、さほど期待せず視聴してみました。

▲え…
ノイキャン、バリ効いてますねぇ。どういうことでしょう……。
地下鉄(大江戸線)にも乗ってみましたが、全然ハイエンドのANCと遜色ない。空間オーディオはないけど、AirPods Proとそんな変わらないです、どう考えても。
10mmのダイナミックドライバーを採用し、音の解像感もなかなか。低音のふくらみはさすがにAirPods Proに適いませんが、イコライザー調整すればそこそこ迫れます。
そして、なによりバッテリーの持ちがいい。私のAirPods Proは少々くたびれているかもしれませんが、公称値でもANCオンで約7時間、充電ケース併用で最大50時間と、そもそもバッテリー性能では上回っています。
アプリ「HUAWEI AI Life」ではノイキャンのオン・オフやEQ設定ができるほか、ファームウェア更新やイヤホンの検索などが行えます。なお、マルチポイントには非対応。

▲HUAWEI AI Life(相変わらずAndroidはAPKインストール)
コーデックはSBCとAACのみで、LDACやaptXシリーズには非対応。また、ワイヤレス充電もありません。

▲どういうわけか、AppleWatchのMagSafeをくっるけるとランプが点灯する(充電はされていなかった)
HUAWEI FreeBuds SE 4 ANCは、AirPods Proと外観だけでなく、ノイズキャンセリング・音質・バッテリーといった基本性能において、十分なコスパで健闘できていると言えます。もうじきAirPods Pro 3が出そうですが、待てない人は中継ぎにもいいかもしれません。

▲これが6000円台とは…