14インチの大画面Androidタブレット Doogee E3 Maxを使ってみたら全然ほかと違う!(スマホ沼)

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山根康宏

山根康宏

香港在住携帯研究家

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みなさんこんにちは、香港在住の携帯電話研究家、山根康宏です。中華系タブレットは実にさまざまな製品が出ていますが、今回、紹介するDoogeeの「E3 Max」は画面サイズが14インチと、タブレットとしてはかなり大型の製品です。


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14インチを超えるタブレットは、サムスンなど一部のメーカーが出していますが、だいぶ少数。このE3 Maxは14インチ、2160×1440ピクセル(アスペクト比3:2)のディスプレイを採用。ノートPCクラスの大画面だけに、自宅で落ち着いて動画を見るときなどに快適な体験ができます(本記事の写真は、私物のスタンドを用いて撮影しています)。

背面カメラは2基搭載。1600万画素の広角と200万画素のマクロです。ラベルにはしっかりと技適マークも記載。Amazonや楽天などECサイトを通して日本で販売されてます。ボディーカラーは写真のブラックに加え、ブルーもあります。

本体端子はUSB Type-C、3.5mmヘッドフォン端子など。後述しますが、LTEにも対応し、SIMカードスロットも備わっています。

縦向きにするとA4用紙よりひと回り大きなサイズであることがわかります。これほどの大画面であれば、電子版の雑誌もまるで紙の実物を手にしているかのような感じで読むことができます。また、カフェなどでデジタルサイネージとしても使えるかもしれません。個人用途以外にも使い道が広がりそうなのが大型タブレットの利点です。

OSはAndroid 15。チップセットはメディアテックのHelio G100、メモリ8GB、ストレージ256GB。メモリはチップセットの機能により、ストレージからから割り当てることで最大32GBまで拡張できます。

LTE(4G通信)に対応しており、nano SIMカード 2枚またはnano SIMカード 1枚+マイクロSDカードの利用が可能です。LTEの対応バンドは1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 17 / 18 / 19 / 20 / 25 / 26 / 28A / 28B / 34 / 36 / 39 / 40 / 41 / 66。

画面サイズを一般的な6.3インチのスマートフォン(Pixel 9 Pro)と比べてみました。かなり差がありますね。E3 Maxの本体サイズはモバイルするにはやや大きすぎるのが正直な感想です。屋外なら車載用や新幹線の中などで落ち着いて使う、というシーンが似合いそう。実際に地図を表示しても、広域を見渡せるので便利です。

本体サイズは318.8×225.9×8.9mm、重量約992g。さすがに14インチタブレットとなると、大きさも一般的なタブレットをだいぶ上回ります。それでも実際に使ってみると、画面の大きさのメリットのほうに惹かれます。

全体の動作は、タッチ感度は悪くないものの、画面スクロール時などは、たまに引っかかりを感じることも。ブラウジングや動画視聴など、日常的に使うアプリの動作には、ほぼ問題ありません。

大画面を活かす使い方の1つは、2つのアプリの分割表示でしょう。SNSと動画の同時表示や、資料を調べながら文書をまとめるといったオフィス用途に使えます。Bluetoothキーボードを接続して使いたくなりますね。

カメラは前述したように1300万画素で、屋外の明るい場所なら十分なクオリティーで撮影できます。タブレットのカメラは記録用などに留め、作品を撮るならやはりスマートフォンを使うのがいいででしょう。ちなみにマクロモードがあるため、意外にも物撮りに使えます。

今回、使用したのは数日間でしたが、自宅では部屋の入り口やキッチンなどに配置して動画を流しっぱなしにする使い方をよく行いました。画面サイズが大きいため、小型TVのような使い方ができるわけです。また、ビデオ通話や会議を行うときも相手の顔がより大きく見えるため、臨場感が増します。12インチ前後のタブレットとはまったく異なる使用感でした。

Doogeeはほかにも多数のタブレットを展開中で、それぞれに特徴があります。その中でE3 Maxは14インチの大きな画面サイズが魅力。13500mAhの大容量バッテリーで長時間利用も可能なため、電源環境が不安定な旅行のお供にも最適です。自宅に1台、大画面タブレットがあると生活がより楽しくなると感じました。

《山根康宏》

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