FCNTからarrowsシリーズの最上位モデル、arrows Alphaが発表になりました。ドコモ版が(F-51F)とSIMフリーモデルがあり、後者の価格は8万円前後とアナウンスされています。発売は8月を予定。

arrows Alphaも昨今の流れに沿って独自のAI機能をアピールしています。発表会ではFCNTのマーケティング戦略本部 外谷部長からカメラ画質の大幅な向上や、生成AIを活用したスマートフォンの操作性向上について説明がありました。

メインカメラは約5030万画素で、ソニーの1/1.56インチサイズセンサー「LYTIA・LYT-700C」を採用しています。



↑ポートレートモードにおける背景ぼかしのサンプル(実機で会場で撮影)
曖昧な言葉で要望を伝えると機能を提案してくれる機能や、通知の要約機能(対応アプリのみ)もあります。これらの機能は、ユーザー体験をより快適にするためのAIの活用事例として説明されました。
なお、一部を除き独自AI(arrows AI)に関しては、後日アップデートでの提供となっています。

↑最大3つまで機能を割り当てられるアクションキー(初期設定はGoogle Gemini)
SoCはDimensity 8350 Extreme、512GBのROMを搭載、最大2TBのmicroSDカードにも対応。ディスプレイは6.4インチ、リフレッシュレート最大144Hz、高い耐久性をコンクリート落下試験で実証しています(動画をご覧ください)。
カメラ下部にはarrows We2 Plusから続く自律神経測定機能も搭載しています。


↑自律神経を約2分間で測定
バッテリーは5000mAh、90Wの充電器が付属し、1%から100%まで約35分で充電可能。さらに独自の充電制御技術によりバッテリーの劣化を抑え、5年後でも初期容量の80%を維持する設計になっています。OSバージョンアップは3回、ソフトウェアアップデートは5年間、提供予定。