1週間の気になる生成AI技術・研究をいくつかピックアップして解説する連載「生成AIウィークリー」から、特に興味深いAI技術や研究にスポットライトを当てる生成AIクローズアップ。
今回は、CircleStone LabsとComfy Orgが共同開発した、アニメやイラストの生成に特化した20億パラメータを持つローカル画像生成AIモデル「Anima」を取り上げます。
このモデルは、主にアニメのキャラクターやコンセプト、スタイル、イラストなどの生成に特化しており、実写のようなリアルさの表現には適さない設計となっています。

学習にはAIが作成した合成データを使わず、数百万枚のアニメ画像と約80万枚のアニメ以外のアート画像を読み込ませています。アニメ関連の知識は2025年9月時点のものが反映されています。
現在は基本となるモデル「Anima-Base」に加えて、より高速で安定して画像を作れる「Anima-Turbo LoRA」という追加データも提供されています。「Anima-Turbo」は近日公開予定です。
動作環境としてComfyUIをネイティブサポート。特定のアーティスト名の前に「@」をつけて入力(例:@artist name)することで、画風の調整が効果的に行えます。
出力できる解像度は、512×512ピクセルから最大1536×1536ピクセルまでの範囲に対応しています。

Animaのライセンスにおいては、AIモデル本体や、それを独自に調整したデータ(LoRAなど)を利用・配布できるのは、個人の趣味や研究といった非商用目的のみに限られます。
一方で、このAIを使って生成された画像そのものについては、開発元は一切の権利を主張しません。そのため、法律に違反したり他人の権利を侵害したりしない限り、生成した画像は商用目的を含めて自己責任で自由に使うことができます。ただし、生成した画像を他の競合AIモデルを学習させるために使うことは禁じられています。



