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Nothing Phone (1)発売。無二の個性が(物理的に)光るプレミアムミッドレンジスマホ

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Ittousai

テクノエッジ編集長。火元責任者兼任 @Ittousai_ej

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Nothing Phone (1)発売。無二の個性が(物理的に)光るプレミアムミッドレンジスマホ
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「英国ロンドン発」の新興デジタル製品メーカー Nothing が、初のスマートフォン Phone (1)を国内で発売しました。

価格は8GB+128GBモデル税込6万3800円から。Nothing公式サイトやAmazonのほか、ビックカメラ、ヨドバシカメラ、ヤマダ電機等の量販店で順次販売します。

Androidスマホ Nothing Phone (1)は、透明筐体イヤホン Ear (1)に続く Nothing 第二弾の製品。複雑な「見せ」パーツ群をゴリラガラスで覆った背面と、974個のミニLEDが光のパターンを描く「Glyph Interface」が最大の特徴です。

グリフインターフェースの主な機能は「光って映えること」ですが、それだけというわけでもなく、カメラ撮影時に面で照らすライトになったり、アプリや連絡先ごとに光り方のパターンを設定すればスマホを伏せても何の通知か、誰からか分かるといった機能もあります。

LEDストリップは背面カメラのレンズまわりなどパーツや機能に対応しており、たとえば有線で充電すればUSB-C端子を指すラインが充電状況を示すインジケータになったり、背面にワイヤレス充電対応のイヤホンやスマホを置いてリバースチャージ(ワイヤレス逆充電)する際にはコイルの周りが光って有効になったことを知らせるなど、一応は実用性もあります。主には「光ってかっこいい」ですが。

背面以外の仕様は、ディスプレイが6.55インチ2400 x 1800 有機ELディスプレイ(120Hz、HDR+、輝度標準500ニト・最大1200ニト(OS 1.1.2では最大700ニトに制限))。有機ELはもはや当たり前になりましたが、iPhoneでは最新世代13の上位版 Pro / Pro Max でしか対応しない 120Hz リフレッシュレートに対応します。

プロセッサはQualcomm Snapdragon 778G+。各社のフラッグシップが搭載する8シリーズではなく7xx番台ではありますが、なかでも性能が高いプレミアムミッドレンジ向けで、上位向けのワイヤレス充電・逆充電などに対応します。

そのほか33W急速充電・15W Qiワイヤレス充電、5Wリバースチャージ、画面内指紋センサ、IP53防塵防滴、デュアルNano-SIM、NFC、Bluetooth 5.2、Wi-Fi 6など。

カメラは背面のメイン広角が50MPのSony IMX766センサ(F1.88レンズ、撮像素子サイズ1/1.56インチ、画素サイズ1μm、光学手ブレ補正)、超広角が50MPのサムスンJN1センサ、前面カメラは16MPのSony IMX471センサなど。

ミッドレンジでありながらディスプレイなどはプレミアムなバランスの良い仕様です。国内向け仕様でいえば、NFCは搭載するものの FeliCaは非対応(モバイルSuica等々が使えない)。IP53は防塵・防雨なので、多少の水濡れや雨はともかく水没や強い水流は保証しません。

重量は193.5g。6.1インチ画面の iPhone 13 Pro (204g)や6.7インチの 13 Pro Max (240g)よりは軽いものの、小型軽量スマホではありません。

Androidアップデート3年・セキュリティパッチ4年保証

超個性的な背面と比較して、中身の Nothing OS は素の Android 12に近い素直な作り。OS自体のUIUXは特にケレンのないPixel的な使い勝手で、Tesla対応やNFTギャラリーといった「オープンエコシステム」な機能はウィジェットやプラグイン的に追加されています。

まだなじみのない新興メーカーの初スマートフォンとして特筆すべきは、Androidアップデートが3年、セキュリティパッチは二か月に1回を4年間保証すること。

GoogleがAndroidに新機能を追加するけれど手持ちのスマホはアップデートが追従しないから使えない、ハードウェアは十分戦えるのにセキュリティパッチに見放されて置物といった心配とは比較的長期にわたって無縁です。(GoogleはGoogleで、新機能を Pixel 独占にしたり、Google One特典にしたり、「Pixelを手始めに順次提供」の順次が長すぎて実質独占になったりしますが)。

価格としては各社フラッグシップの半分ほど、位置づけとしてはプレミアムミッドレンジの製品。近い価格帯には Googleの最新機能が使えて評価も高い Pixel 6a や、マーケットシェアとエコシステムの力は圧倒的なアップルの廉価版 iPhone SE 、あるいはゲームに必要なプロセッサやインターフェース、冷却機構を載せたプレミアムミッドレンジゲーミングスマホなど、各社様々に魅力的なスマートフォンがあります。

背面 Glyph Interface を「光るだけで無意味」と捉えるか、「かっこいいのは性能」(と、一応の実用性)と捉えるかで大きく評価が分かれるスマホではありますが、中身が素直でAndroidアップデート3年保証があること、またメーカーが国内向けにフリーダイヤルの日本語コールセンターやライブチャットを用意するなど、このご時世に日本向けを真面目にやっているのは好感が持てるポイントです。


《Ittousai》
Ittousai

テクノエッジ編集長。火元責任者兼任 @Ittousai_ej

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