アップルが、昨日予告していた「何かパワフルなもの」こと、新型14インチMacBook Proを発表しました。もちろん、M5チップを搭載しており、より高速になったストレージ、そして最大24時間の動画ストリーミングが可能な容量72.4Whのバッテリーを搭載します。
新しいMacBook Proは4つの高性能コアと6つの高効率コアを備えた10コアCPUと10コアGPUを内蔵するM5チップを搭載し、16GB RAMと512GB SSDの最も安価な構成で税込24万8800円からとなっています。
M5チップは各コアにNeural Acceleratorを備えており、AIパフォーマンスが前世代に比べて最大3.5倍高速化、さらにグラフィックス性能も最大1.6倍高速化し、ゲームプレイ時のフレームレートも最大1.6倍に向上するとのことです。

またSSDも高速化しており、前世代にはなかった容量4TBのオプションも選択することが可能になりました。ただし、4TB SSDを選択する場合は、ベースモデル(512GB)の価格に追加で18万円ものコストが発生します。このMacBook Proでどんな作業をするか、外付けストレージで運用する場合の手間とコストの兼ね合いはどうかを十分に吟味する必要がありそうです。

その他の仕様はM4 MacBook Proから変わりなく、14.2インチ3024 x 1964pxのLiquid Retina XDRディスプレイを搭載し、外部入出力端子にSDXCスロット、HDMIポート、3.5mmヘッドフォンジャック、MagSafe 3ポートを備えます。3つのThunderbolt 4(USB-C)ポートは充電、DisplayPort、Thunderbolt 4(最大40Gb/s)、USB 4(最大40Gb/s)での接続に対応します。
ちなみに、RAMとストレージを最大の構成(32GB RAM、4TB SSD)にした場合の価格は税込48万8800円。最安構成から20万円増しとなります。またディスプレイをNano-textureディスプレイに変更すると2万2000円増しの税込51万800円になります。
M5チップ搭載MacBook Proはすでに注文を受け付けており、10月22日に発送予定となっています。Apple Store直営店とApple製品取扱店でも、10月22日より販売開始です。
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(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
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