Pixel Fold後継機の製品名は「Pixel 9 Pro Fold」?Pixel 9シリーズは標準/Pro/Pro XL/Pro Foldの4機種構成か

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Kiyoshi Tane

Kiyoshi Tane

フリーライター

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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Image:@Onleaks/Smartprix

Googleの折りたたみスマートフォン後継モデル、通称「Pixel Fold 2」が開発中であるとの噂話や、自称リーク画像はこれまで何度かお伝えしてきました。


その製品名が「Pixel Fold 2」ではなく「Pixel 9 Pro Fold」、つまり次期「Pixel 9」シリーズの1つとして登場すると、未発表Android製品に詳しいAndroid Authorityが主張しています。

これをAndroid Authorityは「Googleのインサイダー」から入手した独占情報だと述べています。その真偽を確かめる術はありませんが、同サイトは「Pixel 8 Proには温度測定機能がある」と公式発表前に正確な情報を伝えたことがあります。


今回の自称リークによると、Googleは2024年後半に発売するPixelデバイスの製品名および開発コード名を次のように調整したとのこと。

  • Pixel 9: コードネーム "tokay"

  • Pixel 9 Pro: コードネーム "caiman"

  • Pixel 9 Pro XL: コードネーム "komodo"

  • Pixel 9 Pro Fold: コードネーム "comet"

これらの名前を「Googleの2024年製デバイス用に作られたソフトウェアの一部」で独自に確認したとも述べています。

次期Pixel 9シリーズが従来の2機種から3機種、「Pixel 9」「Pixel 9 Pro」、「Pixel 9 Pro XL」編成になることは、数々の実績あるリークアカウント@Onleaksも主張していたことです。


このネーミングが本当であれば、Pixel Fold後継モデルがPixel 9シリーズと同時期に発売され、同じ次期チップセット「Tensor G4」を搭載する可能性も高いと思われます。実際、後者についてAndroid Authorityはそう主張していました。


初代Pixel Foldは、Pixel 7シリーズと同じTensor G2を搭載しています。非常に高価なフォルダブル製品でありながら、数か月後にTensor G3を搭載したPixel 8シリーズが登場したことで、プロセッサ的には早々に一世代前の製品となってしまいました。

Android Authorityによれば、Google社内でも初代Pixel Foldを「ミッドイヤー」(年の半ばの5月に発表)と呼んでいたとのこと。毎年10月頃の大型イベントで発表され、最新プロセッサを搭載するPixelフラッグシップ機と同じ本流的な扱いができていない認識があったようです。

これまで公開されてきた「Pixel 9 Pro Fold」の自称リーク画像も、側面がフラットで角が丸みを帯びるなど、Pixel 9シリーズのそれと近い印象がありました。GoogleはFoldシリーズをPixelのメインファミリーに統合し、本格的にAndroid折りたたみデバイスの普及を目指していくのかもしれません。


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《Kiyoshi Tane》
Kiyoshi Tane

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フリーライター

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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