Google Pixel 9 (仮)は「Pro XL」追加で3モデル構成?予測CG画像が出揃う

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Kiyoshi Tane

Kiyoshi Tane

フリーライター

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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Image:91mobiles/Onleaks
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  • Image:MySmartPrice/Onleaks

先日、Googleの次期廉価版スマートフォン「Pixel 8a」(仮)の詳細仕様と称する未確認情報が出回っていましたが、今度は次期フラッグシップ機「Pixel 9」(仮)のリーク情報に基づく予測CG画像なるものが登場しています。


今回の画像は、未発表のAndroid製品に詳しい著名リークアカウント@OnLeaks(Steve H.McFly氏)が提供した情報を元に、インドメディア91mobilesが作成した予測CGです。

まず前提として、今回も情報源を明かさない自称「リーク」に過ぎず、Googleによる正式な発表ではありません。しかし一方で、同氏は正式発表前にGalaxy Z Flip5のカバーディスプレイが大型化することをサイズを含めて的中させるなど、正確な予想CG画像を次々と送り出した実績があり、何らかの情報源を持っていることは確かです。

そのうえで今回の情報を見てゆくと、Pixel 9 (仮)のデザインについては以下のような内容となっています。

  • コンパクトなボディに分厚い背面カメラ部分(本体を合わせた厚みが12mm)。Pixel 8から引き続きデュアルカメラ

  • 本体の角は丸く、フラットディスプレイの上辺中央にはパンチホールの自撮りカメラ。電源ボタンと音量キーは本体の右側に配置

  • ディスプレイのサイズは約6.03インチ

  • 本体サイズは約152.8 x 71.9 x 8.5mm。Pixel 8は150.5 x 70.8 x 8.9 mm

また背面のカメラバーは「デュアルカメラの右にフラッシュ」という配置はPixel 8と同じながら、左右の端から端まで伸びる帯状ではなく、少し短く左右が丸みを帯びたスタイルになっています。

今年1月、91mobilesは「Pixel 9 Pro」、MySmartPriceは「Pixel 9 Pro XL」の予想画像を、ともに@OnLeaks情報に基づき公開していました。

つまり「Pixel 9」シリーズは標準モデル、Pro、Pro XLの3モデル構成になるというわけです。

▲上が「Pixel 9 Pro」、下が「Pixel 9 Pro XL」の予想画像

ザックリ言えば、全モデルともフラットディスプレイを搭載し、画面中央にパンチホールがあるなど、基本的なデザインはほぼ同じ。

ただしProモデル2つは背面トリプルカメラを搭載し、画面ベゼルが薄いといったところです。

それぞれの予想ディスプレイサイズや寸法をまとめておくと、次の通りです。

  • Pixel 9:画面サイズは約6.03インチ/約152.8 x 71.9 x 8.5mm

  • Pixel 9 Pro:画面サイズは約6.1インチ/約152.8 x 71.9 x 8.5mm

  • Pixel 9 Pro XL:画面サイズは約6.5インチ/約162.7 x 76.6 x 8.5mm

要はPixel 9とPixel 9 Proの本体サイズは同じながら、Proはベゼルが狭い分だけ少し画面が広い。Pixel 9 Pro XLは画面と本体サイズともに一回り大きいという構成です。

ほか、3モデルに共通する要素(予想)は以下の通り。

  • 未発表の「Tensor G4」チップを搭載

  • Qi2ワイヤレス充電に対応

  • タッチ感度が環境・行動・画面保護シートに合わせて自動調整される「アダプティブ・タッチ」対応(Android Authorityが最新のAndroid 14ベータ版から手がかりを発見

Pixelスマホの「XL」モデルは、ここ数年登場していません。今年(2024年)は、同じサイズの標準モデルとProモデルを用意しつつ、一回り大きなPro XLモデルも追加するという、iPhone 15シリーズのような構成とするのかもしれません。


なお、Googleの折りたたみスマートフォンとして初代にあたる現行の Pixel Fold は、心臓部には2022年発売のPixel 7シリーズと同じ Tensor G2を採用しつつ、発売は2023年の夏だったため、20数万円の高額な製品でありながらわずか数か月語には次世代の Pixel 8 シリーズが登場して内部的に世代遅れになっていました。

次世代モデル Pixel Fold 2 (仮)については、今回「リーク情報」があった Pixel 9シリーズをベースにした製品になるとのうわさもあります。


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(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
《Kiyoshi Tane》
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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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