4月14日に「Pixel 10a」が発売されました。Pixelのaシリーズというのは、前年秋発売のPixelモデル(ここでは秋モデルってことにしておきます)のお手頃価格版、です。iPhoneのeシリーズみたいなものと考えていいのかなと思います。
aシリーズでできることのすべては、秋モデルで紹介したこと(で、できないこともある)なので、このGoogle Talesでaシリーズを紹介することはあまりありません。でも、Pixel 10aは、ついにカメラバーが完全になくなり、また、ヘラルボニーとの提携で実現した日本独自カラー「Isai Blue」がとても美しいので、紹介したくなりました。(発売は5月20日ですが、一足先にお借りすることができました。)

▲美しいIsai Blue版Pixel 10a
これまで、Google Talesでたびたびカメラバー愛を語ってきた筆者ですが、実際に完全フラット(むしろカメラ部分が少しへこんでる)な背面を見ると、これはこれでいいです。Pixelの背面にカメラバーがついたのは8から。その前は他のスマートフォンと同じように、カメラがちょっと出っ張っているデザインでした。

▲歴代Pixel(aシリーズは除く)
9aでもカメラバーはなくなっていましたが、完全なフラットではありませんでした。10aは完全フラットです。ここまでフラットにするのは大変だったそうですが、その甲斐は十分あった美しさだと思います。

▲カメラのでっぱりがなく、まったいら
テーブルから持ち上げるのにはちょっとコツがいりますが、この美しさと引き換えならば、それに、慣れれば、なんてことないです。
Isai Blueモデルには、背面の美しさをそのまま活かせるバンパーケースが付属していて、これをつければもっと持ち上げやすくなります。でも、せっかく美しいので裸で持ち歩いて、周囲の人に自慢しています。(iPhone 4のアンテナゲートの時にアップルがタダで配ったバンパーみたいですね。)

▲バンパーを付けても美しい

▲ヘラルボニーのアーティストによるIsai Blueは箱もきれいだし、特製ステッカーも付いてきます
先日も学生時代の友人に会った際、見せびらかしました。ガジェットにはあまり興味のない彼女ですが、背面が平らなことにすぐに気づきました。現行のほとんどのスマートフォンはカメラ部分がでっぱってます。iPhoneも、「iPhone 6」あたりから背面のカメラがでっぱっており、最近は左上の正方形のでっぱりで“高めのiPhone”だと分かるようになってますよね。フラットな背面は、とても新鮮に映ったようです。
そう、ほとんどの私の知り合い同様、彼女もiPhoneユーザーです。夫と大学生の娘と3人暮らしで、夫がiPhoneとMacを使っているのでなりゆきでiPhoneにしたというケース。今使っているのは「iPhone 12」。普通の人は、6年くらい平気でスマートフォンを使い続けるものです。
それでも、バッテリーがヘタってそろそろ頻繁に充電しなくちゃいけなくなってきていて、買い替えたいと思っているとのこと。順当に考えれば「iPhone 17」だけど、SNSとネットと電話でしか使わないのに13万円はないわ、ということで9万9800円の「iPhone 17e」にしようかと思っているところ。プロセッサは上がっていても、カメラがシングルだとか、普通の人にとってはスペックダウン感があって気が進まないようです。
ちなみに、iPhone 12のApple公式での下取り価格はベストな状態で2万4000円、Googleストアでは2万800円です(2026年4月19日現在)。
「で、これはいくらなの?」という彼女に「9万4900円」と答え、Pixel愛な私はさっそくアピールを開始しました。
まずは触ってもらいます。iPhone 12には画面上部に存在感のあるノッチ(切り欠き)があるし、ベゼルも結構あるので、ディスプレイの広さが気に入ったようです。スペック表ではピンとこなくても、60Hzに慣れてると120Hzの滑らかさは体感できるようです。サイズはiPhone 12より少し大きく、重さも若干増えますが、それは気にならないそうです。
彼女が今使っているiPhone 12と、買い替え候補2モデルの比較表を作ってみました。MagSafeに相当するPixelsnapがないのも人によっては残念かもしれませんが、彼女は(バッテリーのへたったiPhone 12を使い慣れているせいか)ケーブル派だから気にしないそうです。

Pixelのカメラ性能がいいことは、これまでも散々自慢してきたので説明は不要。以前から、iPhone特有の青っぽい写真が嫌いだった彼女は、写真については以前からPixelを評価してくれていました。ただし、Pixel 10aでは私のPixel 10 Proのような30倍ズームはできないことは言っておきました。
かなりPixelへの転向に傾いてきたところで、障壁についてもちゃんと説明しないとフェアではありません。一般的にiPhoneからAndroidに転向する際に壁となるのは以下のようなことだと思います。
iMessage関連
AirDrop関連
iCloud関連(MacやiPadとの連携、写真の保存先)
メール関連
Apple Pay
Apple Watch
ちなみに、JKや大学生の場合はiMessageとAirDropが使えなくなるという段階で「むりむり~」ということになりますが、主婦友達との交流が多い彼女の場合は、周囲に経済的なAndroidを使っている人も多く、それほど抵抗はないようです。
iMessageについては、幸いグループなどは作っておらず、「そういうのはLINE」ということなので、iMessageでしかやりとりしていなかった相手とは(電話番号は変わらないので)、今後はRCSで送受信してもらうことにすれば、ほぼクリア。AirDrop関連も、Pixel 10以降ではQucik Shareでやり取り可能になったのでクリア。Apple Watchは持っていないので、これもクリア。
でもたぶん、転向するとしたら私がサポートすることになるなぁと思い、事前に調べることにしました。昔に比べれば、iPhoneからPixelへの移行はかなり簡単になっています。まずは自分のiPhone SE(第2世代)でやってみました。

▲ケーブルで繋いで画面の指示に従っていけばだいたい移行できる
というわけで、次回はiPhoneからPixelへの移行の注意ポイントについて紹介する予定です。








