これぞまさに「シャオミの家」 蔦屋家電で開催中のポップアップイベントを体験してきた(山根康宏)

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これぞまさに「シャオミの家」 蔦屋家電で開催中のポップアップイベントを体験してきた(山根康宏)
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シャオミ・ジャパンは東京 二子玉川にある蔦屋家電 1階の次世代型ショールーム「蔦屋家電+」にて、体験型ショールーム展示「Hello!! Nice to“mi”you」を4月7日(日)まで実施しています。

日本でのシャオミのポップアップイベントは、2023年12月に渋谷で開催した「Xiaomi Smart Holidays from“mi”to you!」に次ぐ第二弾。世界各国でシャオミストア(中国では「小米之家」という名称)を展開してる中、日本にはまだ専門店舗がありません。しかし着々と「シャオミストア・ジャパン」オープンに向けての動きが進められていると感じます。

果たして今回はどんな展示なのか、実際に訪問してみました。

展示は、中央にソファーが置かれたリビングルームのイメージ。シャオミの製品を体感できる空間としつつ、スマート家電やスマートTV、スマートウォッチ、そしてもちろんスマートフォンなどがコンパクトに並べられていました。スマートフォンの目玉はシャオミのフラッグシップモデルで、海外では販売中の「Xiaomi 14 Ultra」です。

Xiaomi 14 Ultra

国内未発売ということで残念ながらショーケースの中に置かれており、実機に触ることはできません。でも参考展示とはいえ、最新モデルを見せてくれるのは購入を検討している人にとっては参考になるでしょう。本体の質感や全体のフォルムなどは、やはり実機を見るに限ります。

なお、現在海外で販売中のグローバルモデルには技適があり、日本での発売にも期待がかかります。

Xiaomi 14 Ultra

昨年末の渋谷でのイベントは、製品を見せることに重点を置いた展示でしたが、今回は「シャオミのある生活」をイメージしているようです。展示してある製品はほぼ同じでしたが、見せ方はよりうまくなったな、と感じました。

前回は開催時期が12月だったこともあり、クリスマスツリーが店内に設置されていましたが、今回はそう言った季節ものの出し物はなく、ごくごく自然に蔦屋家電の一角に、シャオミの空間が現れる、そんな感じの展示になっています。

スマートウォッチもベルトを着けた状態の展示があり、機能ではなくファッションで選んでもらおう、という見せ方をしています。

ウォッチはすべてその場で腕にはめることができるようになっていました。ウェアラブル製品は実際の「着け心地感」が重要ですから、このようなスペースで実製品を体験できるのは良いですね。

1時間ほど滞在しましたが、平日の昼間にもかかわらずお客さんの入りは適度にあり、シャオミ製品を実際に体験していました。

そもそもまだシャオミの名前を知らない日本人も多いだけに、話題のIT製品の展示をよく行っている蔦屋家電での展示は認知度アップにつながるでしょう。

中央のソファーにはタブレットが展示されていたほか、アンケートに答えて当選するともらえるマグカップも置いてありました。ソファーに座ってくつろいでみると、まるで家にいるようです。

シャオミストアの中国語名であるシャオミ(小米)の家、そんな雰囲気。日本でもしもシャオミストアを展開するなら、こんなくつろぎスペースがあるといいですね。ちなみにイタリアのミラノにはシャオミのカフェがあるようで、いつかは行ってみたいものです。

壁面に描かれたイラストはtombonia(トムボニア)氏による描き下ろし。シンプルなラインで描かれたイラストはシャオミのイメージにも合っています。来場先客1500人にはイラスト入りのステッカーがプレゼントされるとのことです。

個人的には海外のシャオミストアのようにスマートフォンをずらっと並べてほしいところですが、日本でのラインナップがまだ少ないため、スマート家電やウェアラブル製品を含めた「ライフスタイルIT製品メーカー」としてシャオミを知ってもらう戦略のほうがよいのかもしれません。

特にスマート家電は日本でもまだまだ普及する以前の段階。1メーカーでエコシステムを完了させることのできるメーカーとして考えると実はシャオミはかなり進んでおり、今後もこのようなポップアップイベントでシャオミの家電をシャオミのスマートフォンでコントロールしてもらう、といったデモをどんどん行ってほしいものです。

蔦屋家電での会期は4月7日まで。時間のある方はぜひ訪問してみてください。次回のポップアップイベントはいつ・どこになるかは不明ですが、「ここにいけばシャオミの製品すべてを体験できる」というシャオミストアを、日本でも早く開業してほしいものです。




この記事は、テクノコアが運営するメディア「技術の手帖」掲載の記事をテクノエッジ編集部にて編集し、転載したものです。

《山根康宏》

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