Meta Quest 2 / Proに「寝転がって使用」モード追加。v63ソフトウェア・アップデート配信

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Kiyoshi Tane

Kiyoshi Tane

フリーライター

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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Image:Meta

MetaはQuestヘッドセット向けにv63ソフトウェア・アップデートの提供を開始し、寝転んだままでヘッドセットが使える「寝転がって使用」モードを追加しました。

ただし、v63での本機能はMeta Quest 2およびMeta Quest Proに限られ、Meta Quest 3への言及はありません。

疲れたときや筋肉痛が酷いとき、怠いときや寝る前など、わざわざヘッドセットを立ったまま使わざるを得ないのは少し不便でした。Metaは「快適なベッドやリクライニングチェア、ソファでくつろぎながら」利用できるようになったと述べています

新機能を有効にするには、「設定」メニューの「試験中」にアクセスし、「寝転がって使用」をオンにします。

Metaは昨年初め、v53のプレビュー版で寝転びモードをテストしていましたが、正式版では削除していました。その後、『ビートセイバー』を寝転んでプレイできなくなったと嘆くユーザーに対して、Metaの幹部が「いずれ帰ってくる」と語っていた経緯があります。

Quest 3にも本機能が提供されるのかどうか、現時点では不明。寝転びモードを切望するユーザー達が知恵を出し合っていることもあり、Metaの対応を待ちたいところです。


またv63アップデートには、Meta Questストアの新たな決済方法「Quest Cash」対応も含まれています。ユーザー自身で購入できるほか、ギフトとして贈ることも可能。また保護者が10代の子どもの購入を管理できる機能もあります。

ただし、日本のみQuest Cashの残高は「購入日から6か月で期限切れ」という制約があるのは要注意です。




《Kiyoshi Tane》
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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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