みなさんこんにちは、香港在住の携帯電話研究家、山根康宏です。Tabweeの11型タブレット「W90」をお借りし実際に使ってみました。
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Tabwee 90のディスプレイは11インチ、1920×1200ピクセル(アスペクト比)16:10のIPS液晶を採用。本体サイズは258×169×8mmと、このクラスのタブレットとしては一般的です。背面カメラは1600万画素、フロントカメラは800万画素。こちらもビジネスタブレットとしては標準的な性能といえます。なお、背面のステッカーからわかるように、技適も取得済み。

端子類は本体左にUSB Type-C、左の肩部分に3.5mmヘッドフォンジャック、上部に電源とボリュームボタンが並びます。なお、物理キーボードは用意されておらず、底部にポゴピンはありません。

W90は比較的低価格なタブレットですが、4Gに対応している点が大きな特徴の1つになっています。Wi-Fiだけのタブレットで十分な人もいるでしょうが、最近では格安で維持できるMVNOのSIMも多いですし、povo 2.0のように無料で低速利用できるSIMもありますから4G対応は便利。マイクロSDカードも利用できます。

チップセットはUNISOC T615、メモリ8GB、ストレージは256GB。メモリは最近主流の拡張仮想メモリに対応し最大24GBに対応、またマイクロSDカードは2TBまで使用可能です。全体のパフォーマンスは価格相応ということで、シングルタスクでブラウジングや動画視聴を行いましたが、大きなストレスを感じるようなことはありません。

Widevine L1に対応しメジャーな動画配信サービスの視聴も可能。高価格タブレットにくらべ解像度は低いものの、そのぶん格安系スマートフォンクラスの価格で購入できます。手軽に動画を視聴するなら十分に対応できます。

OSは凝ったカスタマイズもなく素のAndroidに近いUI。

デフォルトではグーグルアシスタントが入っていますが、起動するとすぐにGeminiへの切り替え(インストール)が促されます。このクラスの製品でも今やGeminiが利用できるわけです。

プリインストールアプリも常駐してメモリを食うものもなく、WPS Officeが入っているあたり、エンタメ用途だけではなくビジネスユースも多少意識されています。

実際にGeminiが利用できるか試します。

いくつか質問してみましたが軽快に回答が返ってきます。AI検索は自然言語で行えるのでグーグル検索よりも使いやすく、万人が使う低価格なタブレットだからこそGeminiが使えるのは優れています。

分割画面表示も対応、動画を見ながらSNSのタイムラインを見たり、ブラウジングするといった用途にも対応しています。

Tabwee W90の購入は以下、アマゾンから行えます。5%オフのクーポンコード HWC6PRFH もご利用いただけます(6月29日まで)。