アルテミス2号の飛行士、iPhone 17 Proで「窓から地球を見下ろす自撮り写真」を撮影

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Munenori Taniguchi

Munenori Taniguchi

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53年ぶりの有人月探査ミッション「アルテミス2号」の宇宙飛行士らは先日、宇宙船の窓から見える地球をバックにした自撮り写真をNASAの地上管制センターに届けました。

各種報道で紹介されたこれらの写真は、iPhone 17 Proで撮影されています。

NASAの公式Flickrページに公開されている情報によれば、全3枚の写真がiPhoneによるものだとわかります。

今回、宇宙船内にiPhoneが持ち込まれたことに関しては、アップルは正式には関与していないとのことですが、飛行士らは宇宙服のポケットにiPhone 17 Pro Maxを携えており、ほかにもGoPro Hero 11など民生品が使用されているることが、オリオン宇宙船からのライブ配信映像などで確認できます。

従来、こうした宇宙ミッションには十分に安全確認が取れた機器しか持ち込めませんでした。その理由は、たとえばバッテリーの未知の欠陥によって火災が発生すると、飛行士全員の生死に関わる事態に発展しかねないからです。

しかし、現NASA長官のジャレッド・アイザックマン氏は、民間の宇宙旅行ミッションにiPhoneなどを持ち込んだ経験があり、こうした厳重すぎると感じられる規則の緩和を推進する立場を取っています。

そして、先月には、アルテミス2号や国際宇宙ステーションで宇宙に長期滞在する飛行士が、船内にiPhoneなど最新のスマートフォンを持ち込むことを許可することをSNSで表明しています。

もちろん、宇宙カメラマンとして数々の美しい写真をISSから地上に届けた油井亀美也飛行士のように、古いデジタル一眼カメラ(Nikon D610。2021年8月~2026年1月のISS長期滞在ではニコンの協力によりミラーレス一眼カメラのNikon Z9を使用)でも、十分に美しい写真を撮影することはできますが、iPhoneなどスマートフォンで手軽に、また気軽に写真を撮れるほうが、飛行士にとっても便利なことかもしれません。

ただ、スマートフォンに搭載されている画像加工技術の影響を考えると、学術的な用途や何らかの新発見の証拠には、スマートフォン撮影の写真は使えないとの意見もあります。飛行士は正確な写真が求められる場面では、より信頼のおけるカメラを使用すべきかもしれません。

ちなみに今回のミッションで飛行士が使用するデジタル一眼レフカメラは、2016年に発売され、すでに十分な信頼性が証明されているNikon D5となっています。そちらで撮影した美しい写真もNASAのFlickrページに公開されていますので、興味ある方はチェックしてみてはいかがでしょうか。

Nikon D5で撮影された地球


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《Munenori Taniguchi》

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