アップル、M5 Pro / Max搭載MacBook ProおよびM5 MacBook Airを発表。謎の「MacBook Neo」もうっかり漏らす

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Munenori Taniguchi

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前日のiPhone 17eに続き、アップルはM5 Pro / M5 Maxチップを搭載したMacBook ProおよびMacBook Air、新しいSrudio DisplayとStudio Display XDRを発表しました。

M5 Pro および M5 Max

アップルMシリーズチップの最新版として登場した M5 Pro と M5 Max は、2つのダイを1つのSystem on Chip(SoC)に統合した、新設計のFusionアーキテクチャーに基づいて製造されています。このアーキテクチャーでは、18コアCPUと高い拡張性を持つGPU、メディアエンジン、ユニファイドメモリーコントローラー、Neural Engine、Thunderbolt 5といった各種機能を統合しました。

全18コアからなるCPUのうち6つは「スーパーコア」と呼ばれ、アップルはこれを「世界最速のCPUコア」だと豪語。これに電力効率とマルチスレッドワークロードに最適化した12個の「高性能コア」を組み合わせ、「プロのワークロードのパフォーマンスを最大30%」向上したと説明しています。またマルチスレッド処理においても「M1 ProおよびM1 Maxより最大2.5倍高いマルチスレッドパフォーマンス」を発揮するとのこと。

GPU部は、M5に導入した新アーキテクチャーに基づき最大40コアのGPUで構成され、それぞれにNeural Acceleratorとユニファイドメモリの高帯域幅を持たせました。これにより、AIの処理におけるピークパフォーマンスが前世代比4倍以上に向上したとアップルは述べています。特にレイトレーシングを使用するアプリにおいてはM4 ProおよびM4 Maxより最大35%、グラフィックパフォーマンスが全体で最大20%向上したとのこと。

SoCに統合されているRAMはM5 Proで最大64GBに増量、307GB/secの帯域幅を備えるようになりました。M5 Maxでは、RAM容量は最大128GB、帯域幅は615GB/secとなります。

アップルは、M5 Proがデータモデラー、ポストプロダクションのサウンドデザイナー、STEM学生といったユーザーに、またM5 Maxは3Dアニメーター、アプリ開発者、AI研究者といったユーザーに最適だと述べています。

M5 Pro / M5 Max搭載 MacBook Pro

新しいMacBook Proには14インチモデルと16インチモデルがあり、いずれもM5 ProとM5 MaxからSoCを選択できます。

M5 Pro搭載の14インチMacBook Proの場合、コア数によって2種類の基本モデルが用意され、15CPUと18GPUのバージョンか、18CPUと20GPUのバージョンを選択可能。RAMは基本モデルで24GB、オプションで8 / 64GB、ストレージ容量は1 / 2 / 4TBの中から条件付きで選択できます。

なお、オプションでSoCそのものをM5 Maxに変更することもできます。


M5 Max搭載14インチMacBook Proの場合は、CPUが18コアのみですが、GPUは32コアと40コアから選択できます。RAMはGPUが32コアの場合は36GBですが、40コアの場合は /48 / 64 / 128GBから選択できます。またストレージ容量は2 / 4 / 8TBの中から条件付きで選択できます。

16インチMacbook Proでは、18CPU / 20GPUのM5 Proか、14インチモデルと同じ2種類のM5 Maxが選択可能。RAMやストレージの仕様はそれぞれ14インチモデルの場合と同様になります。

M5 Pro / M5 Max搭載Macbook Proには、昨年のiPhone 17シリーズに初めて搭載されたN1ワイヤレスチップが採用されています。N1ワイヤレスチップはWi-Fi 7とBluetooth 6をサポートし、アップルいわく従来のMacBook Proに比べワイヤレス性能と信頼性が向上したとのことです。

バッテリーの持ちについてはM4世代とほぼ同じですが、M5 Max構成では14インチモデルで最大20時間(M4 Maxの場合に比べ2時間増)、16インチモデルは最大22時間(同じく1時間増)とわずかに向上しました。

そのほか、長年愛用されてきたLiquid Retina XDRディスプレイに加え、12メガピクセルの「Center Stage」フロントカメラなどは従来と変わりありません搭載されています。

新しいMacBook Proの税込価格は、M5 Pro搭載の14インチモデルが36万9800円から、M5 Pro搭載の16インチモデルが44万9800円から。M5 Max搭載の14インチモデルは59万9800円から、M5 Max搭載の6インチモデルは64万9800円からとなっています。それぞれ本体カラーにはスペースブラックとシルバーの2色が選べ、予約は受付中、出荷は3月11日に開始します。

M5 MacBook Air

事前の報道では可能性が低いと言われていたMacBook AirのM5チップ搭載モデルも、その予想に反して発表されました。M5チップ搭載MacBook Airは、M4チップ搭載モデルに比べてAIタスクが4倍の羽フォーマン氏を示し、M1 MacBook Airとの比較では、最大9.5倍のパフォーマンスを発揮するとアップルは述べています。


M5チップの搭載に伴い、RAM容量は16 / 24 / 32GBから選択ができ、ストレージ容量は256GBだった最小構成が512GBからに底上げされており、オプションで1 / 2 / 4TBも選択できます。これらSSDは「前世代と比べて2倍のリード/ライト性能」を備えるとのことです。

MacBook Proと同様に、M5チップ搭載MacBook AirもN1ワイヤレスチップを搭載してWi-Fi 7とBluetooth 6をサポートしています。

その他、13インチまたは15インチLiquid Retinaディスプレイ、12MP Center Stageカメラ、Spatial Audio対応サウンドシステム、そ最大2台の外部ディスプレイを接続可能なThunderbolt 4ポートx2基を搭載します。

本体カラーはスカイブルー、シルバー、スターライト、ミッドナイトの4色。バッテリーは、フル充電状態から最大で18時間駆動するとのことです。

税込価格は、10CPU / 8GPUのM5チップ搭載の13インチモデルが18万4800円から、10CPU / 10GPUのM5チップ搭載の13インチモデルが21万4800円から。同じく10CPU / 10GPUのM5チップ搭載の15インチモデルが21万9800円からとなっています。

新しいMacBook Airもすでに予約を受け付けており、出荷は3月11日からとなります。

MacBook Neo?

さて、今週の新製品発表では、より安価なMacBookモデルの登場もあると噂されていましたが、MacBook ProとMacBook Airの発表に紛れて、アップルのウェブサイトに「MacBook Neo (Model A3404)」という製品に関するPDF文書が掲載されているのが発見されました。すでにこの文書は削除されており、また画像や仕様なども公開されていませんが、噂では低価格帯のMacBookにはMシリーズではなく、AシリーズSoC(A18 Pro?)が搭載され、ティスプレイサイズはMacBook Airよりも小さな12.9インチを採用すると言われています。

ほかにも、本体カラーは黄色、緑、青、ピンクといった鮮やかなバリエーションをそろえ、価格は599ドルから799ドルの間になると予想されています。

その他、アップルは新しいApple Studio DisplayとStudio Display XDRも発表しました。



《Munenori Taniguchi》

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