シャオミのスマートライフブランドMijia (ミージャ、米家)が、スピーカー・マイク付きのスマートメガネ「Mjia Smart Audio Glasses」を日本で発売しました。
Mijia Smart Audio Glasses はBluetoothでスマホに接続して使う、いわゆるオーディオグラス製品。
なんでもAIを名乗りがちな昨今は各社が「AIグラス」を次々と投入しており、シャオミもメタに対抗するカメラ付きの「小米AI眼鏡」を発売していますが、今回のMijia Smart Audio Glasses は「オーディオ」の名のとおり、音楽再生や通話、録音が主な機能です。

特徴は27.6gと軽量でありながら(※)、音楽再生で最大13時間、通話で最大9時間、スタンバイ12日間と長いバッテリー駆動時間を誇ること。10分充電で4時間聴ける高速充電にも対応します。(※ 最軽量のチタンモデル、レンズ抜きの重量)。
機能としては、スマートフォンを触ることなく、メガネのタッチ操作で通話も含めてオーディオを録音できるのもなかなかユニークです。対面の会話も、会議通話等の音声も、メディア再生の音も録音できます。

地味になかなか強烈な機能ですが、アプリで設定する際は「責任をもってご使用ください」「プライバシー権や知的財産権など、他社の正当な権利や利益を侵害しないでください」等々の警告文が表示されるほか、インジケーターライトが灯って録音中であることを知らせる、通話の録音では開始時と終了時に双方に録音を知らせるといった仕組みとなっています。

素材はテンプル(電子部品が入っているツル部分)がポリカーボネート、左右とレンズをつなぐフレーム部分はモデルによりステンレス、チタンなど。防水防塵はIP54。
国内向けのスタイルは、濃い色のレンズにゴールドのフレームのアビエイター(メタルパイロット)、上フレームのみナイロンでシンプルなBrowline(ブロー)、細いチタンフレームのTitan(ディープチタニウム)の三種類を用意します。
価格はアビエイターとブローが2万6980円、ディープチタンは3万1980円。

短時間ながら実際に聴いてみた印象は、オープン型の宿命である低音の軽さは否めないものの、一定の音量があればカジュアルな音楽鑑賞には使える音質。
オーディオグラス製品は極端に安価なものも含めてピンキリあり、モノによっては「隣のやつが音漏れして不快」的なシャカシャカ音が耳元で鳴ることさえありますが、Mijiaスマートオーディオグラスはオープン型の原理的な弱みはありつつ、ちゃんと音質を補正して、ある程度の音で聴けば、カジュアルな音楽用としても成立する印象でした。(聴くジャンルや楽器により向き不向きもあり、大きなスピーカーやオープン型ではないイヤホン・ヘッドホン等とはまた別の体験ですが)

ただし構造的にも音漏れを防ぐようにはなっておらず、特に静かな環境では、さほど大音響にしたつもりがなくても「隣の人と一緒に音楽が楽しめていいね!」と逆に考えざるを得ない感じのパワフルな鳴りです。
周囲に内容を聞き取られにくくするプライバシーモードも備えるものの、大きな音ではやはり聞こえるため、音漏れが心配になるような環境で気にせず使えるわけではなさそう。
とはいえ、オープン型ゆえにイヤホンとは両立も可能。オープン型として周りの音がしっかり聞こえる、呼ばれたりアナウンスにも気づける、耳に負担が少ない、かけっぱなしで忘れられるといった利点を享受しつつ、音漏れが気になるとき、周囲がうるさいときはイヤホンつけるスタイルで使えます。















