REDMAGICから最新ゲーミングスマートフォン「REDMAGIC 11 Pro」が日本向けに発表されました。

▲本体カラーはCyro ブラック、Nightfreeze 黒スケルトン、Subzero シルバーの3色展開
最上位SoCであるSnapdragon 8 Elite Gen 5を搭載、その性能を安定して引き出すため水冷と空冷を組み合わせた独自の冷却システムを採用したモデルで、本誌のスマホ“裏”アワード2025で“モーストイノベーティブ”賞を山根ハカセより勝手に授与させていただいた製品です。
SoCにはSnapdragon 8 Elite Gen 5を搭載、CPUは最大4.6GHz動作に対応します。GPU性能や電力効率も前世代から大きく向上しており、REDMAGIC独自の補助チップ「Red Core 4」と組み合わせることで、ゲーム描画やタッチ応答の制御を最適化します。メモリはLPDDR5T、ストレージはUFS 4.1 Proを採用し、構成は12GB+256GBから最大24GB+1TBまで用意されます。
最大の特徴となるのが冷却機構。REDMAGIC 11 Proは水冷システムと空冷ファンを組み合わせた「AquaCore冷却システム」を搭載。大型3Dベイパーチャンバーや複合液体金属、最大24,000RPMで回転する内蔵ファンにより、高負荷時でもSoCの発熱を素早く排出します。さらに本世代ではIPX8防水にも対応し、冷却性能と防水性の両立を実現しました。
ディスプレイは6.85インチのAMOLEDで、解像度は1,216×2,688ドットの1.5K仕様。リフレッシュレートは最大144Hzに対応、タッチサンプリングレートは常時最大360Hz、瞬間最大3,000Hzとなっています。画面下カメラ方式を採用したフルディスプレイ設計で、画面占有率は95%を超えます。
バッテリー容量は7,500mAhと大容量。有線では最大80Wの急速充電に対応します。充電しながらのゲームプレイ時に発熱を抑える充電分離機能も備え、ワイヤレス充電やリバースチャージにも対応しています。
カメラは、OIS対応の約5,000万画素メインカメラと約5,000万画素の超広角カメラを中心とした構成。インカメラには画面下カメラ方式の約1,600万画素センサーを採用します。おサイフケータイ(FeliCa)にも対応し、日本市場での日常利用も意識した仕様となっています。
本体サイズは約163.8×76.5×8.9mm、重量は約230g。価格は12GB+256GBモデルが12万9800円(税込)~、2026年1月以降に販売開始予定。実機レビューで改めて掘り下げていく予定です。

