最初の音声対話デモから1年。そして君のChatGPTは歌える(CloseBox)

テクノロジー AI
松尾公也

テクノエッジ編集部 シニアエディター / コミュニティストラテジスト @mazzo

特集

ChatGPTが歌えるようになりました。

2024年5月にOpenAIがChatGPTの音声対話を最初にデモしたときには、歌いながら回答していましたが、一般公開はその5カ月後。その後何度かバージョンアップし、感情豊かで自然な対話ができるようになりましたが、歌うことはできませんでした。


最初のデモから1年後の6月6日、有料サブスクリプションユーザー向けにAdvanced Voice Modeのアップデートが行われたのですが、そこでついに待望の歌唱機能がついに実装されたようなのです(リリースノートに記載はありません)。早速試してみました。

たしかによりリラックスしたムードで、イントネーションはより自然になり、人間との対話に近い雰囲気で話ができるようになっています。

対話しながら、歌える?と聞くだけで歌ってくれます。テーマを自分で考えてもらって、というのもできます。

ピッチは少し怪しくて、メロディーもワンパターンではあるのですが、それでもちゃんと歌詞に合ったメロディーをアカペラで歌ってくれます。英語でも日本語でもOK。

ChatGPTが歌ったメロディーをSunoに読み込んで完成させるというプロセスも試してみました。

望むものはなんでも手に入る。そして君のChatGPTは歌える。

これからはAIと文字通り対話しながら曲を作る時代がやってくるのです。


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《松尾公也》

松尾公也

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