ゲーミングスマホREDMAGIC 9 Pro国内発表。Snapdragon 8 Gen3日本初上陸、1月12日より先行予約販売

ガジェット スマートフォン
Ittousai

テクノエッジ編集長。火元責任者兼任 @Ittousai_ej

特集

ゲーミングスマホREDMAGIC 9 Pro国内発表。Snapdragon 8 Gen3日本初上陸、1月12日より先行予約販売
  • ゲーミングスマホREDMAGIC 9 Pro国内発表。Snapdragon 8 Gen3日本初上陸、1月12日より先行予約販売
  • ゲーミングスマホREDMAGIC 9 Pro国内発表。Snapdragon 8 Gen3日本初上陸、1月12日より先行予約販売
  • ゲーミングスマホREDMAGIC 9 Pro国内発表。Snapdragon 8 Gen3日本初上陸、1月12日より先行予約販売
  • ゲーミングスマホREDMAGIC 9 Pro国内発表。Snapdragon 8 Gen3日本初上陸、1月12日より先行予約販売
  • ゲーミングスマホREDMAGIC 9 Pro国内発表。Snapdragon 8 Gen3日本初上陸、1月12日より先行予約販売
  • ゲーミングスマホREDMAGIC 9 Pro国内発表。Snapdragon 8 Gen3日本初上陸、1月12日より先行予約販売
  • ゲーミングスマホREDMAGIC 9 Pro国内発表。Snapdragon 8 Gen3日本初上陸、1月12日より先行予約販売
  • ゲーミングスマホREDMAGIC 9 Pro国内発表。Snapdragon 8 Gen3日本初上陸、1月12日より先行予約販売

Nubia傘下のゲーミングスマホメーカー REDMAGIC が、新モデルREDMAGIC 9 Pro を日本国内向けに発表しました。

心臓部であるSoCには、Qualcommの最新プラットフォーム Snapdragon 8 Gen 3を搭載。各社の最新ゲーミングスマホが採用するプロセッサで、メーカーREDMAGICによれば9 Proが日本初上陸です。

先代モデルと同じ6.8インチのAMOLEDディスプレイはBOEの最新有機ELパネルQ9+を採用。 UDC(アンダーディスプレイカメラ)で切り欠きやカメラ穴がなく、ベゼルも細く、画面占有率93.7%という「ほぼ全部画面」なスタイルを継承します。

最新のREDMAGIC 9 Pro ではさらに、背面カメラのレンズカバーと背面ガラスを一体化したフルフラットデザインになり、6500mAhの大容量バッテリーと、約35分で満充電に達する最大80W急速充電対応に進化しました。

メモリはLPDDR5X、ストレージはUFS 4.0+接続。12GB / 256GBモデルと、16GB / 512GBモデルを用意します。

ゲーミングスマホらしい特徴としては、内蔵の薄型ファンとヴェイパーチャンバーを採用したアクティブ空冷で安定したピーク性能、側面ショルダータッチボタン、電源接続時は基板に直接給電してバッテリーの発熱や消耗を避ける充電分離、マルチポイントで960Hz / 瞬間ピンポイントで2000Hzという高タッチサンプリングレート(一秒間に何度タッチを検出するか)など。

「いわゆるゲーミング」仕様のRGBライトも当然備えており、従来からのファンのイルミネーションや背面モデルナンバー部分(09)に加えて、ショルダーボタンもライティング効果をカスタマイズできます。

背面にレンズ部分の突起がないフラット化をしつつ、厚みは従来モデルと同じ8.9mm。

もとからゲーミング特化機種なので、カメラはメインストリームのハイエンドには及ばず、光学望遠などにも非対応ですが、カメラ全体が本体に埋まって薄くなった 9 Proでも性能的にはダウングレードしていません。

シリーズ初の光学手ブレ補正とフレア防止加工の広角50MPメインカメラ(サムスンGN5 1/1.57型センサ)、超広角も50MPのサムスンJN1, 1/2.76インチ)、2MPマクロ専用カメラと、逆に先代よりもパワーアップしています。

そのほか従来モデルからの改良・向上点は、Snapdragon 8 Gen 3の威力でCPU性能32%・GPU34%向上、電力効率も向上して同じ処理ならバッテリー駆動時間延長、ディスプレイは最大輝度23%アップの1600ニト、色再現性向上、アクティブ空冷システムはヴェイパーチャンバーの面積が広くなり冷却性能が2倍に向上。

側面ショルダーボタンがイルミネーションに加え触覚で分かりやすい凹凸がつき幅も90%広く感度向上、無線アンテナは本体外周を覆うように9つを配置して持ち方による干渉を軽減、ダウンロード速度が最大20%向上、デュアルスピーカーのオーディオはSnapdragon Soundに加えてDTS:X Ultra認証取得、リニアアクチュエータが40%大きくなり振動が約30%強くなど。

REDMAGIC 8のスクリーンショット

OSはAndroid 14ベースのREDMAGIC OS。スマートフォンとして使う分にはおおむね素直なAndroidですが、側面の物理スライドスイッチでゲームランチャーにあたる「REDMAGICゲームスペース」に切り替えることで、登録したゲームだけが並び集中できる専用機ライクな操作感覚になります。

ある意味ハードウェアの高性能よりも、このREDMAGIC OSによるゲーミング最適化や支援機能、ゲームアプリと同時にシステム側で動く「プラグイン」追加機能がREDMAGICの本領。

ゲーム支援機能としては、ゲーミング製品らしいFPSやプロセッサ温度等のステータス表示オーバーレイは言うに及ばず、ゲームを全画面でプレイしつつ他のアプリをサイズ・位置自由に手前表示するマルチタスクに対応。

位置情報ゲームと地図、探索しつつ攻略サイトをアプリ切り替えなしに確認、動画を見ながら周回といったことが可能です。

REDMAGIC 8 スクリーンショット

対応ゲームと組み合わせできるプラグインとしては、画面上にガイドを透過表示するヘルプライン、スキルのチャージやリスポーンを計測するタイマー、足音や手がかりになる効果音を強調するイコライザ等々。

さらにREDMAGIC 9 Proでは「AIトリガー」プラグインも追加。画面内の指定したエリアに指定した色や画像が表示されたことを検出して、設定したタップやマクロ入力、スクショ取得などの自動操作ができます。

使い所によってはかなり危険ですが、シングルプレーヤーで快適性向上に使う分にはよさそうです。(対人や競争要素のないシングルプレーヤーゲームでも、自動操作の禁止規約やBOTとみなされてBAN等のリスクがないかは確認しましょう)

独自のゲーミング環境でいえば、マスコット的なキャラクターの紅魔姫に「多くのユーザーからの要望にお応えして」新衣装の「サイバー学園」「夏日水着」なるものが加わり、日本語音声も追加されたという、ユーザー層がよく伝わる新機能もあります。

前モデルREDMAGIC 8のスクリーンショット

ローカライズ強化はキャラクターの日本語ボイス追加だけでなく、OS全般の翻訳精度改善も進行中。1月中に全面的に日本語の言語対応を修正するアップデートを配信予定としています。

国内で販売するバリエーションは、マットブラックの「Sleet」と、国内向けには初めて投入となるシルバーの「Snowfall」、黒スケルトンに金文字の「Cyclone」。

価格と構成は、マットブラックのSleet が12GB / 256GBで10万9800円、シルバーのSnowfallと黒スケルトンのCycloneはどちらも16GB / 512GBで13万4800円。

国内では1月12日正午よりREDMAGICの公式サイトで先行予約販売を実施。先行予約販売が始まるまで(12日午前11時59分まで)に公式ページからメールアドレスを登録すると、購入時に利用できる1000円分の早割クーポンがもらえます。

12日正午の先行予約販売から23日正午の正式発売までの期間には4000円オフの先行販売割引も実施。早割クーポンと両方適用すれば5000円オフで購入できます。

《Ittousai》
Ittousai

テクノエッジ編集長。火元責任者兼任 @Ittousai_ej

特集

BECOME A MEMBER

テクノエッジ友の会に登録しませんか?

今週の記事をまとめてチェックできるニュースレターを配信中。会員限定の独自コンテンツのほか、イベント案内なども優先的にお届けします。