ASUS版メガネ AirVision M1ウェアラブルディスプレイ発表。垂直57度の広視野角、3DoF対応

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Ittousai

テクノエッジ編集長。火元責任者兼任 @Ittousai_ej

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ASUS版メガネ AirVision M1ウェアラブルディスプレイ発表。垂直57度の広視野角、3DoF対応
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CES 2024で、ASUSがメガネ型ディスプレイ「AirVision M1 Wearable Display」を発表しました。

AirVision M1はUSB-CケーブルでPCやスマートフォンに接続すると、仮想の大画面が目の前に浮かんで見える製品。

XREALやVITURE One、Rokid Maxなど、いわゆるARグラスやサングラス型ディスプレイと呼ばれるタイプのデバイスです。

マイクロ有機ELディスプレイとハーフミラーを使った構造やフルHD解像度、スピーカーとマイクを搭載する点も競合他社の製品と同じ。

ASUSでは自社版の売りとして、

  • 垂直FOV57度。仮想画面が視界に占める広さである視野角、Field of Viewが広く画面が大きい

  • 3DoF(三軸自由度)対応。メガネ内蔵のセンサで頭の向きを検出して仮想画面を空中に固定したり、首を動かして複数の画面を見渡せる

  • 側面のタッチパッドを使った操作

を挙げています。

そのほかの仕様は、DCI-P3 95%の広色域、輝度1100ニト、環境光センサ、ステレオ3D立体視対応、磁石でくっつけるライトシールド同梱など。

視力矯正が必要な場合、度付きインサートレンズを別に仕立てて装着します。

ASUSは専用のWindowsアプリも提供予定。複数の仮想画面を並べて、頭の動きで見渡したりタッチパッドのスワイプで切り替えられるようになります。並べられる画面の数はPC側のCPU/GPU性能に依存。要はXREALでいうNebulaアプリです。

価格や発売時期についてはまだ詳しい情報がありません。


なおメガネ型ディスプレイの新製品としては、XREALも新製品 XREAL Air 2 UltraをCES 2024で発表しています。こちらは3Dセンサを搭載してARや「空間コンピューティング」に寄せた開発者向け製品。


《Ittousai》
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