OpenAIは2月1日(現地時間)、以前から噂のあったChatGPTの有料版「ChatGPT Plus(パイロット版)」を発表しました。月額20ドルのサブスクリプションとなっています。
いまのところ米国でのみの提供となっており、ウェイティングリストに登録すると今後数週間で利用可能になる予定。近日中に他の国や地域へも拡大するとしています。なお、ウェイティングリストへの登録自体は、日本からも行えます。
有料版のメリットとして挙げられているのは下記の3つ。
ピーク時のChatGPTへの優先的なアクセス
応答時間の短縮
新機能と改善への優先アクセス
有料版の開始後も、無料版の提供は継続。上記のメリットだけでは、20ドルの価値があるかなんとも言えないところですが、サブスクリプションを提供することで、多くの人に無料アクセスを提供できるとしています。
無料で提供され人気を集めるChatGPTですが、現在は調査プレビューという位置付け。ユーザーからのフィードバックを集めてシステムの改善を行っているところです。このフィードバックにより、いくつかの重要な更新を行ってきました。
今後もユーザーからのフィードバックとニーズに基づきサービスを改善してゆく予定で、間もなくAPIの公開を予定しているほか、より低コストのプランやビジネスプラン、データパックのオプションも検討しているとのことです。