40年前の携帯レコードプレーヤー「サウンドバーガー 」がBluetooth対応、12時間駆動で復活。11月7日発売

ガジェット オーディオ
松尾公也

テクノエッジ編集部 シニアエディター / コミュニティストラテジスト @mazzo

特集

オーディオテクニカは、バッテリーで駆動する携帯型レコードプレーヤー「サウンドバーガー」を現代向けにアップデートして「SOUND BURGER AT-SB2022」として復刻・発売すると発表しました。11月7日午前10時に発売。価格は23,800円。同社オンラインストアのみの販売でワールドワイドで7,000台の限定生産です。

Bluetooth 5.2に対応し、バッテリー持続時間は12時間。USB-Cにより12時間でフル充電となります。

1982年に発売されたオリジナルの「SOUND BURGER AT727」は、ソニーの「Heli PLAYER PS-Q7」「Flamingo PS-F5/F9」と並ぶ、LPサイズより小さいレコードプレーヤーでした。当時の価格は28,000円。

AT727の単2乾電池3個がAT-SB2022ではリチウムイオンバッテリーに置き換わりましたが、バッテリーでの駆動時間は同じ12時間。RCA端子の代わりにステレオミニプラグのLINEアウト。ベルトドライブで交換針はATN3600Lです。本体サイズはほぼ同じですが、重量はオリジナルの1,2kgから900gへと、軽量化を果たしています。

オリジナルのカラバリであるシルヴァー、イエローがないのは残念ですが、どこにでも持ち運べるレコードプレーヤーが当時よりも安く買えるのはなかなか胸熱ではないでしょうか。LPレコードを小脇に抱え、ヘッドフォンでアナログサウンドを聴く人たちがそこらじゅうで見られるようになるかもしれません。


《松尾公也》
松尾公也

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