アップル、次のイベントは10月13日か14日開催?M2 iPad Proや新MacBook Proなど新製品の予想まとめ

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Kiyoshi Tane

Kiyoshi Tane

フリーライター

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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アップルは今月8日のiPhone 14発表イベント「Far Out」に続き、10月に新製品発表イベントを開催することが確実視されています。9月と10月の開催は昨年と同じパターンでもあり、最も有名なアップル関連リーカーことBloombergのMark Gurman記者も主張していることです

では、いつ開催されるのか。アップル関連の老舗メディアMacWorldが、過去の事例をひもときつつ予想を述べています。

MacWorldの予想は、10月12日か13日の午前10時から。これはアップルの現地時間であるPST(太平洋時間)のため、日本時間に直すと10月13日(木)か14日(金)の午前2時からとなります。

では10月のイベントで、どんな新製品が発表されるのか? 上述したとおり次期iPadとMacとなるのは確実視されていますが、「どのモデルが更新か」という点が注目でしょう。

M2搭載iPad Pro

現行モデルのiPad ProがMacと同じM1チップを搭載したように、次期モデルではM2チップ採用がほぼ確実視されています。Gurman氏も「自分の持ってるiPad Pro(2020)はiPadOS 16ベータのマルチタスク機能(M1以上が必須)に対応していない…」とぼやきつつも、M2モデルの10月登場を仄めかしていました

M2以外に予想されている新要素は、MagSafe充電(ワイヤレス充電)とカメラシステム強化の2つ。11インチと12.9インチともに現行のディスプレイを引き継ぎ、つまり前者は従来型の液晶のままで後者はミニLEDバックライト画面の差別化を続けると予想されています。

第10世代iPad(新型の無印iPad)

こちらは「大きな」デザイン変更があることが有力視されています。具体的にはベゼルがわずかに細くなり、それに伴い画面は10.5インチに少し大型化。さらにホームボタンを廃止して、指紋認証のTouch IDをトップの電源ボタンに内蔵ということで、まとめると「最近のiPad miniやAirにソックリ」といったところです。

またiPhone 12と同じA14チップを搭載しつつ、Lightning端子に替えてUSB-Cポート端子を搭載。ほぼ第5世代iPad Airの仕様に肉薄する感じですが、フルラミネーションディスプレイ(液晶パネルやカバーガラスなどを一体化させて、ペン先と描線のズレを極力抑える構造)は搭載されないかも、との説もあります

M2 Pro/M2 Max搭載の14インチ/16インチMacBook Pro

14インチと16インチのMacBoo Proの2つが、現在のM1 Pro/M1 Maxに替えてM2ベースの「M2 Pro」「M2 Max」チップ搭載でアップデートされることも確実とみられています。

ただし、どちらも現行機と同じデザインになり、外部ポート類も変化なし。ひとことで言えば「チップを載せ替えただけ」となるようです。もっとも「グラフィックに大きな注目が集まる」とも予想されており、巨大なサイズの動画や画像を処理するクリエイターにとっては、期待に応えるデバイスとなりそうです。

M2/M2Pro搭載Mac mini

2020年末にM1チップ搭載で登場した現行Mac miniは、そろそろモデルチェンジ……との噂が何度となく上りながら、その度に外れてきた経緯があります。実際にM1 Pro/M1 Max板が発売予定だったが、Mac Studioと位置づけが被るため見送られたとの報道もありました

しかし、どうやらM2/M2 Proバージョンは準備中とのこと。ただし有力筋は「大きなデザイン変更があるとは思っていない」と述べており、こちらも「M1 Macのチップを載せ替えただけ」となる見通しです。

ちなみにM2 Proは8つの高性能コア+4つの高効率コア=合計12コアCPUになり、M1 Proの合計10コアを少し上回るとの予想です。


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《Kiyoshi Tane》
Kiyoshi Tane

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フリーライター

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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