Acerが数年ぶりのスマートフォン製品となる「Sospiro A15」を発表しました。背面に小型サブディスプレイを搭載するという特徴を備えつつ、価格を抑えた製品です。
Acerはここ数年、タブレット・ノートPC・ハンドヘルドゲーミング端末などに注力する一方、スマートフォン分野では目立った活動がありませんでした。「Sospiro A15」は、そのAcerが久しぶりに投入するモデルとなります。
最大の特徴は、背面カメラモジュールの隣に配置された1.88インチ(解像度240×284)のサブディスプレイ。通知の表示、音楽再生コントロール、そしてメインカメラを使ったセルフィー撮影時のビューファインダーとして機能します。背面ディスプレイ自体は珍しい機能ではなく、Xiaomi 17 Proなどフラッグシップ機での採用事例がありますが、ミッドレンジ帯への搭載という点で注目されています。

メインディスプレイは6.67インチのHD+ IPS液晶(120Hz)で、円形の小さなノッチ部に16MPのフロントカメラを搭載。背面カメラは64MPのメインセンサーとLEDフラッシュを備えます。チップセットはUnisoc T615で、4G対応のみとなっており5Gには非対応です。RAMは6GB(仮想拡張で最大14GB)、ストレージは128GBで、microSDカードによる最大1TBの拡張に対応します。バッテリーは5,000mAhで、USB-C経由で最大18Wの充電が可能です。
ソフトウェアはAndroid 16をプリインストール。IP64の防塵・防水性能を持ち、NFC、デュアルバンドWi-Fi、Bluetooth 5.0、GPS、VoLTE、ViLTEに対応します。側面指紋センサーと顔認証によるロック解除も利用可能で、3.5mmイヤホンジャックやFMラジオも搭載しています。カラーバリエーションはNaranja Vibrante(オレンジ)とAzul Profundo(ブルー)の2色です。
5Gに非対応という点は、2026年のスマートフォンとしては少々物足りなさもありますが、低価格帯に背面ディスプレイを持ち込むという点で、Sospiro Aは野心的とも言えます。
ちなみにAcerはまだSospiro Aの価格および正式な発売日をあきらかにしていません。Acerのラテンアメリカ向けスマートフォン事業はSenwa Global Internationalというブランドライセンス保有企業が運営しています。そのため、北米や欧州、アジア地域ではこの製品が発売される可能性は低そうです。









