Anthropicが、Claudeの最上位モデル「Fable 5」のサブスク内提供プロモーションをさらに延長しました。
本来は日本の月曜午後に終了予定でしたが、新たな期限は米国で7月19日まで、日本時間では7月20日午後4時59分59秒まで。Claude Codeの週間利用上限を50%引き上げる措置も、同じ期限まで継続します。延長はこれで2度目。
■動いたのは日付だけ、条件は据え置き
今回のプロモーションは、本来は別枠扱いで課金されるはずの最上位モデルFable 5を、有料プラン加入者に限り、追加費用なしのサブスク枠内で利用できる内容。対象プランの契約者は、週間利用上限の50%までをFable 5に充てられます。申し込みや有効化の操作は不要。
上限に達した後の選択肢も従来どおりです。サブスクとは別建てで課金される「利用クレジット」で使い続けるか、他のClaudeモデルに切り替えて、残りの枠内で作業を続けるかを選びます。
■GPT-5.6と並走する一週間

Fable 5のサブスク内提供は、当初7月7日までの予定でした。それが期限当日に12日へ、そして今回19日へと延びています。
Anthropicは延長の理由を特に述べていないものの、タイミングとしては競合OpenAIが「Fable 5越え」と低価格をアピールするGPT-5.6ファミリーの一般提供と重なってます。
一方で、プロモーションとしての提供には競合対策だけではない本来の理由もあります。Anthropicは当初から、キャパシティが確保できしだい、Fable 5をサブスクリプションの標準機能にする意向を示してきました。Claude Codeのリードエンジニアも7月上旬、Xで「キャパシティが許されしだい、Fableをサブスクリプションの標準的な一部として復帰させることを目指す」と述べています。
需要の読みにくい新モデルを、負荷を見ながら小刻みに開放していく手段としての期間限定でもあり、延長の繰り返しは恒常提供への助走とも読めます。
■対象プランと提供環境
対象はPro、Max、Teamの各プランと、シート制Enterpriseプランのプレミアムシート(組織側で有効な場合)です。
無料プラン、Enterpriseのスタンダードシート、従量制Enterpriseプランは対象外。API経由の利用は、従来どおり標準料金で別途課金されます。
利用できる環境はWeb版、モバイル、デスクトップ、Claude Cowork、Claude Code(バージョン2.1.170以降)など。モデル選択画面から「Fable 5」を選ぶだけで使えます。
■期限後は利用クレジットでの提供
米国太平洋時間7月19日(日本時間20日)の期限を過ぎると、Fable 5は週間利用上限の対象から外れ、利用クレジットでの提供に移行する予定。





