iPhone Foldはこれなのか?COMPUTEXで謎のモックを発見(山根康宏)

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今年発売らしいとのうわさが絶えない折りたたみiPhone、通称「iPhone Fold」ですが、今年に入ってからネット上ではどこからデータを持ってきたかのか不明なモックが登場しています。2026年6月2日から台北で開催されたCOMPUTEX TAIPEI 2026の会場でも、そんなモックを発見しました。

外観はネットにで回っているものと似ているので、これも同類のもののよう。なのでこれが正解、とは言い切れません。

ところがこの会社はモバイルバッテリーなどを作っており、「フォルダブル用モバイルバッテリー」として、このモックに合う大きさの製品を現在開発中。ってことはつまり、この大きさの折りたたみスマートフォンが今後登場するってことです。

現時点でこの大きさの折りたたみスマートフォンはファーウェイの「Pura X Max」しかありません。でもファーウェイ用にわざわざ折りたたみ対応のモバイルバッテリーを作るとは考えにくいところ。ということでこれはやはりiPhone Fold用のバッテリーであり、モックもその大きさと思えます。

ちなみに両者を並べた姿がこちら。下がPura X Max。大きさはほぼ同じですね。私はPura X Maxを1か月以上使っていますが、この新しい形状の折りたたみサイズは使い勝手が非常によく、アップルからこの形状で出てきたら、これは売れるんじゃないかなと思うほどです。

厚みの比較。

ただしこれが本物かどうかは明言されず、本当のところはわかりません。とはいえアップルは今後AI機能を強化していきます。そうなるとAI時代ならではの新しいフォームファクターも製品に求められるでしょう。横ワイドな折りたたみデザインは、左側にAIチャット、右側に回答内容を詳細に表示する、のような、新しいUIも提供できます(なおこれ以降の写真はモザイクあり)。

もしもアップルが既存の縦折のFlipタイプの製品を出すとしても、それはただの「たためるiPhone」にすぎず、わざわざ既存のラインナップに加える理由が見当たりません。一方横折のFoldタイプは、すでに販売されている各メーカーの製品が数年たってもニッチな存在であることを考えると、アップルが採用するとは考えにくいところです。

Pura X Maxの画面サイズは約4:3をベースにしており、現行iPadラインの4:3や3:2に近いアスペクト比です。一方他社が展開中のFold型のアスペクト比はほぼ1:1であり、アップルの既存製品の画面のデザインやアプリ活用の点からも採用しにくいところ。そう考えるとこのモックの形状、つまりPura X Maxと同じデザインでiPhone Foldが出てくるのも当然だと思えるわけです。

6月8日から開催されるWWDCでアップルが折りたたみiPhoneの概要を発表するのか、あるいは新しい画面サイズのUIを見せてくるのか、気になるところです。


《山根康宏》

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