Claudeが目で仕事を覚える「スキルを記録」機能 PC作業を録画して分析、Claude Coworkが再現できるスキル化

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Claudeの汎用エージェント機能 Claude Cowork に、ユーザーのPC作業を録画して再現可能なスキル化する新機能「スキルを記録」(Record a skill) が加わりました。

これまでClaude Cowork に定型作業をさせたい場合、Claudeに言葉やスクショで目的や作業内容を説明してスキル化する必要がありました。

新機能「スキルを記録」では、いつもどおりに作業して見せつつ声で説明すれば、Claudeが意味を理解してスキル化、次からはスキルを呼び出すだけで代行してくれるようになります。

■ プロンプトを書かず「やって見せる」だけ

Anthropicの説明によると、「スキルを録画」は画面上の動き・クリック・キー入力そして音声による説明を記録し分析することで、再利用可能な手順としてスキル化します。

Claude Cowork はAIが画面を見て操作する Computer Use 機能を備えており、普段ユーザーが操作しているアプリなどをそのまま使用可能。「文章で説明するより、実際に見せたほうが早い」タイプの反復作業をスキル化しやすくなりました。

■ 録画で取り込む情報と注意書き

使い方は、Claudeデスクトップアプリの Cowork タブから「+」ボタンを押し、「スキルを記録」を選ぶだけ。

録画開始時のダイアログには、録画中はパスワードや秘密情報を入力したり、機微な情報や個人的なやり取りを画面に表示しないよう求める注意書きが表示されます。画面に映った内容がClaude側に送られて処理される仕組みのため、何を映すかはユーザー側の判断です。

Claude Coworkは従来から、ローカルファイルへのアクセス、外部サービスと連携するコネクタ、作業内容を保持する「Cowork Projects」などを備えてきました。今回の録画によるスキル作成は、エージェントの自動化レイヤーをさらに広げる機能です。

■ 「実演で学ぶ」はOpenAI先行。マクロ自動化+エージェントの判断

作業を一度実演して再利用可能なスキルに変える手法はこれが初めてではなく、競合も導入しています。たとえば OpenAIは6月中旬、コーディング支援ツール「Codex」のmacOS版に、ほぼ同じ発想の「Record & Replay」を追加済み。使い方も「+」メニューから「Record a skill」を選択でした。

昔からある「操作を記録」やマクロ的な自動操作との違いは、かつての自動化が基本的には座標そのものや、操作ターゲットのピクセルなどを覚えて機械的に繰り返していたのに対して、Claude は録画を参考にしつつ、作業の目的や手順を理解して、画面表示が変わってもある程度は自律的に判断して作業を完遂できる、もしくはユーザーに確認できること。

■ 対象プランと提供状況

「スキルを記録」(Record a skill) は、ClaudeデスクトップアプリのClaude Cowork で、Pro・Max・Teamの各有料プランで利用できます。プラン内の新機能の位置づけで、追加の費用等はありません。

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