Intelは、次世代の携帯型ゲーミングPC専用に設計した新プロセッサーファミリー「Arc Gシリーズ」を発表しました。Arc G3 Extremeおよび Arc G3の2モデルを用意します。
このシリーズは、Core Ultraシリーズ3(Panther Lake)のアーキテクチャーをベースに、Arc B390またはArc B370統合GPUを搭載したSoCとなります。
インテルはこれまで、MSIとのパートナーシップによって携帯型ゲーミングPCにモバイル向けCoreプロセッサーを投入していました。しかし、Steam DeckやROG Allyなどが市場を開拓してきたこのカテゴリーでは、実質的にAMDのSoCが主流となっています。

インテルはこれまでの戦略を改め、携帯型ゲーミングPC向けに設計・最適化したArc Gシリーズを投入することで、より市場に食い込むことを目指します。このシリーズを搭載する携帯型ゲーミングPCは、MSIに加えてAcer、OneXPlayerなどが「今後数ヶ月以内」に順次展開していく予定とのことです。
Arc Gシリーズは、P(パフォーマンス)コア2基、E(高効率)コア8基、LPE(低電力動作用)コア4基を搭載。統合GPUはArc G3 Extremeが搭載するArc B390がXe3コアを12基搭載しているのに対し、Arc G3に統合のArc B370は10基となっています。いずれもゲームプレイ中のリアルタイムレイトレーシング機能、AIを活用したグラフィック強化技術「XeSS 3」によるマルチフレーム生成、AIアップスケーリング、レイテンシー低減といった機能をサポートします。

その他の主な仕様として、コントローラー操作に最適化されたWindows 11向けフルスクリーンUI「XBOX mode」、Intelのクラウドから事前ビルド済みシェーダーファイルをダウンロードすることでゲームの起動を高速化する「Intel Precompiled Shaders」、最大40Gbpsの帯域幅を持つThunderbolt 4(Thunderbolt Share対応)、Wi-Fi 7 R2、デュアルBluetooth 6を統合しています。

Intel Arc G-Seriesを搭載した携帯型ゲーミングPCは、OEMパートナーより2026年6月から順次出荷が開始される予定です。Intel Arc G3プロセッサーに関するさらなる詳細は、6月2日から台北で開催されるComputex 2026で発表される予定です。
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