◆最新ARで「ここにいる感」を表現した各ライブステージ
さて年に一度の一大イベントと言えば、EXPOと同時開催されるFes.も外せません。今年は所属する女性タレントが全4公演のライブをそれぞれ受け持ち、会場となった幕張メッセの1から3ホールに集ったホロライブファンを沸かせました。
ホロライブの歌唱イベントといえばソロライブや期生ごとのライブなどがありますが、Fes.は「全体ライブ」と呼ばれる全女性タレントが一堂に介す、その名の通りホロライブの歌の祭典です。3ホール分を使うとなると後方席はほぼ何も見えない状態ですが、そこは「バーチャル」の強み。一瞬で移動できるメリットを活用して、客席を挟み込むように会場の前後にステージを設置。さらにゴンドラを用いることで、“後方席”をなくし、中間席にいるお客さんにも優しい会場設計となっていました。
もちろんバーチャルだからと言って前後のステージに同時に登場するような「分身」はできません。どちらのステージに立つか、セットリストごとバランスよく振り分けつつ、全員がステージに立つ際は前ステージ8名、後ろステージ8名といったように配置して文字通り会場全体をフル活用しました。
バーチャルの強みはまだあります。ステージの背景をセットごと別々のデザインにできるばかりか、たとえば兎田ぺこらさんのステージのように背景をスロットにして「動く背景」も簡単にできます。
ARもメインステージのみならずゴンドラにも適用され、チラチラと見切れる客席がちゃんと映っていたり、演者のバックショットでは対面のステージが映り込んだりするなど、まさに「幕張メッセのステージに立っている」という状況をリアルタイムで表現していました。生バンドとのセッションも熱気あふれる演奏で、まさにFes.の名にふさわしいステージでした。
展示ブースではタレント事業以外の様々な施策がうかがえ、協賛企業ブースではコラボ等、コンテンツの勢いを感じさせた本イベント。来年ははたしてどのような内容で驚かせてくれるのか? 期待は膨らむばかりです。



















