ニューヨーク在住のプロダクトデザインエンジニアのSam Henri Gold氏が、MacBookのディスプレイの開閉に合わせて音が変化するプログラムを開発、古びたドアやテルミンの音を角度に合わせて変化させる様子をXやBluesky、Mastodonなどに投稿しました。
おそらく、MacBookのティスプレイヒンジに角度センサーが搭載されていることを知らない人がほとんどではないかと思いますが、調べてみると、2019年発売のMacBook Proに初めて、ディスプレイ開度が分かるように角度センサーが搭載されたことが、MacRumorsによって報じられていました(それ以前は開閉を感知するだけの磁気型近接センサーが搭載されていました)。
アップルがなぜ角度センサーを搭載するようになったのか、具体的な理由は公表されていませんが、このセンサーはプログラムから調整が可能で、ディスプレイ交換をする際はきちんとキャリブレーションをするようにと、修理ガイドラインには記されているとのことです。
Gold氏はこのセンサーの値を読み取り、その値に合わせてサウンドの音程を変えるという単純なプログラムを記述、GitHubで公開しているので、Macユーザーで興味があるならダウンロードして試してみるのも良いでしょう。
さて、Gold氏は現在お仕事募集中のようで、GitHubへのリンクを記した投稿に「信じられないほど時間が余っています」とつづり、シニアプロダクトデザイナー/デザインエンジニアとしてニューヨークでのフルタイム勤務でもリモートワークでも対応可能だと潜在的な雇用主に呼びかけています。
Xだけでも370万回以上も表示され、4.8万のいいねを得たゴールド氏のSNS投稿を見て、採用したいと思う企業が現れるのを願うばかりです。
アップルは9月9日(日本時間10日午前2時)より、iPhone 17発表イベント「Awe dropping.」を予定しています。このイベントではiPhone 17、17 Pro、17 Pro MaxそしてiPhone 17 Airの発表が予想されており、さらにApple Watchの新モデルや、AirPods Pro 3の発表も期待されています。