新世代の2D→3DモデルAI変換サービス「Hitem3D」が有料版でテクスチャ搭載、日本語表示にも(CloseBox)

テクノロジー AI
松尾公也

テクノエッジ編集部 シニアエディター / コミュニティストラテジスト @mazzo

特集

従来手法とはレベル違いの高精細2D→3Dモデル変換で衝撃を与えたSparc3Dの商用版サービスであるHitem3Dがサブスクリプションプランの提供を始めました。

料金は月額19.9ドル。無料プランもありますが、従来は使えていた1536Pの超高精細メッシュは使えず、1024Pのみとなります。また、毎日5回生成できていたものが、クレジット制になり、無料プランの場合には100クレジットの固定。それ以上はクレジットを購入して使うことになります。Sparc3Dの提供はHugging Faceで続けているので、無料で使いたいユーザーはそちらを、ということになります。こちらは1536Pでの生成が可能です(待ち行列がすごいですが)。

ユーザーインタフェースは英語だけでなく、ユーザーが多いためか日本語にも対応。要望が強かったテクスチャマッピングがオプションで選択できるようになりました。

実物の写真を元にMidjourneyで類似画像を生成し、さらにHitem3Dで1024Pの解像度でテクスチャ付きで試してみました。

従来手法と比べると圧倒的に高精細というのは、テクスチャを貼り付けた状態でもわかります。

テクスチャUVマップ解像度は1024Pでも1536Pでも4096×4096。

1024Pとテクスチャの組み合わせだと20クレジットを消費。1536Pだと50クレジットを消費します。生成にかかる時間は1024Pで6分30秒程度。1536Pの場合はおよそ11分でした。

ダウンロードフォーマットに、fbxも追加されました。

リアルな人物でこのくらいまで出せる3Dモデリング技術はSparc3D以前には存在していなかったのですが、Hitem3Dのテクスチャ対応でさらにリードした感がありますね。

《松尾公也》

松尾公也

テクノエッジ編集部 シニアエディター / コミュニティストラテジスト @mazzo

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