Twitter風のSNSとしてThreads、Mastodonなどとともに注目されているBlueskyが、投稿への動画添付機能を追加しました。
Blueskyはここ最近、動画添付機能に取り組んでいることを何度か予告しており、少し前には実装がもう目前であることを明らかにしていました。
ブラウザからの利用ではすでに動画投稿ができるはずですが、この機能は段階的に展開してゆくため、ユーザーによってはまだ使えるようになっていない可能性もあります。
モバイルアプリの場合はバージョン 1.91へのアップデートが必要です。また、動画をアップロードするには、動画を使ったスパムや不正行為を減らすため、電子メールを認証する必要があるとBlueskyは説明しています。
投稿できる動画形式は、拡張子が .mp4、.mpeg、.webm、.mov のもの。
動画を含む投稿を見てみると、その投稿にフォーカスが合うと動画が音声ミュート状態で自動的に再生され、再生中の画面をクリックすると音声ミュート解除、もう一度クリックすれば一時停止 / 再生操作ができます。
操作性に関しては、他の動画再生プラットフォームとほぼ変わりありません。なお、自動再生は設定でオフにもできます。
まだ開始して間もないこともあり、投稿できる動画の量は1日あたり25本、合計容量10GBまでという制限があります。この制限は今後調整していく可能性があるとのことです。
余談ですが、ブラジル当局がイーロン・マスク氏が所有する X のサービスを禁止したことを受けて、先月末より同国内のXユーザーが大量にBlueskyに押し寄せる現象が発生しています。9月7日には新規ユーザーが300万人も増え、Bluesky全体のユーザー数が900万人を突破したことも明らかになりました。
そして、今回の動画投稿機能の開始は、すでにユーザーアクティビティにおける過去の最高記録を塗り替えるほどの反応を生み出しているとのことです。
これまではかなりのどかな雰囲気だったBlueskyも、ユーザー数の増加と動画投稿でひときわ活気づくかもしれません。