インテルCore Ultra搭載の『ONEXPLAYER X1』3月末に国内発売 約11インチの3-in-1 PC

ガジェット PC
山本竜也

20年務めた会社を辞めて、ガジェットなど好きなことをブログなどに書いて生きています。

特集

インテルCore Ultra搭載の『ONEXPLAYER X1』3月末に国内発売 約11インチの3-in-1 PC
  • インテルCore Ultra搭載の『ONEXPLAYER X1』3月末に国内発売 約11インチの3-in-1 PC
  • インテルCore Ultra搭載の『ONEXPLAYER X1』3月末に国内発売 約11インチの3-in-1 PC
  • インテルCore Ultra搭載の『ONEXPLAYER X1』3月末に国内発売 約11インチの3-in-1 PC
  • インテルCore Ultra搭載の『ONEXPLAYER X1』3月末に国内発売 約11インチの3-in-1 PC
  • インテルCore Ultra搭載の『ONEXPLAYER X1』3月末に国内発売 約11インチの3-in-1 PC
  • インテルCore Ultra搭載の『ONEXPLAYER X1』3月末に国内発売 約11インチの3-in-1 PC
  • インテルCore Ultra搭載の『ONEXPLAYER X1』3月末に国内発売 約11インチの3-in-1 PC
  • インテルCore Ultra搭載の『ONEXPLAYER X1』3月末に国内発売 約11インチの3-in-1 PC

天空グループのテックワンが、10.95インチの3-in-1 PC「ONEXPLAYER X1」の国内発売を発表しました。3月末発売予定で、1月30日から予約受付が始まっています。予約価格は10%オフの15万1200円から。


ONEXPLAYER X1は、10.95インチのタブレットPCで、CPUにはIntel Core Ultra 5 / Core Ultra 7を搭載。RAMは最大で64GB、ストレージも最大4TB搭載可能です。

ディスプレイの解像度は2560×1600ピクセル、リフレッシュレート120Hzで最大輝度は540nit。

約11インチというサイズながら、バッテリーは65.02Wh(16890mAh)という大容量。ちなみに13インチのSurface Pro 9でもバッテリー容量は48Whほど。65Whという容量はクラス最大容量だとしています。

バッテリー駆動時間は用途によって異なりますが、『原神』であればTDP15W、低画質設定で約3時間プレイ可能。オフィスユースなら8時間、連続ビデオ再生なら11時間可能とのことです。

そんな大容量バッテリーを搭載しながら、本体重量は約789gと比較的軽量。背面キックスタンドがカバーを兼ねたマグネット着脱式になっているのも軽量化に一役買っています。

そして、先代のONEXPLAYER 2から引き続き、着脱式のコントローラーを搭載。このコントローラー自体にはバッテリーや通信モジュールを積んでおらず、取り外して利用するには別売りのアダプターが必要となります(アダプターは遅れての発売になるとのことです)。

約11インチの左右にコントローラーを装着するのは、大きすぎるのではと思っていましたが、実際に手にしてみると意外と悪くはない印象です。コントローラーが中央に配置されていることもあり、重さのバランスも良い感じです。

このコントローラーの上、側面上部にはUSBポート類が並び、下部にはスピーカーを搭載。コントローラーを装着したままでもUSBポートが使え、スピーカーを塞いでしまうこともありません。そのスピーカーは前モデルから引き続きHARMANと協力。HARMAN AudioEFXを搭載します。

インターフェースはUSB4 Type-C×2、USB3.2 Type-A×1、microSD、3.5mmジャック、OCuLink(外付けGPUであるONEXGPUとの接続用)。

このほか、主な仕様としては、電源ボタンに指紋センサ搭載。フロントカメラでもWindows Helloを利用可能。無線関連はWi-Fi 6EにBluetooth 5.2。本体サイズは約252×163×13mm。

肝心のCore Ultraの性能は、具体的なベンチマークは示されませんでしたが、ゲーム性能としては『崩壊:スターレイル』がTDP28Wの高画質設定で60FPS、スパイダーマンがTDP28Wの高画質で78FPSでプレイできるとのこと。

実機で確認したところでは、『パルワールド』がプリセット「低」のFHD+フルスクリーン設定で約30FPSでプレイできていました。

▲One-Netbook CEO Jack Wang氏

なお、ONEXPLAYER X1は、あまり「ゲーミング」ということを打ち出しておらず、あくまでも3-in-1 PCとしています。これは、ゲームだけではなくコンパクトなモバイルPCとしての利用を意識してのこと。CPUにAMD RyzenシリーズではなくIntel Core Ultraを採用したのも、それが理由とのことでした。

たしかに、専用のキーボードを装着すれば、コンパクトなモバイルPCとして活躍しそうです。Surface Go 3やGo 4のサイズに惹かれるものの、もう少しスペックがあればと思っていた人にも良いかもしれません。

注意点として、キーボードとコントローラーは別売りです。本体に付属するのはスタンドになる背面カバーのみ。

専用カバーキーボードは1万800円、コントローラーも1万800円。本体の予約購入者限定で、専用マグネットキーボードカバー、着脱式専用ジョイスティック、液晶フィルムの周辺機器特別セットが60%オフの9680円で購入可能です。

また、ONEXPLAYER X1とあわせて、外付けGPUのONEXGPUも3月末に発売されます。こちらの価格は予約特典の10%オフで10万1700円。

▲ONEXGPU本体はコンパクトですが、330WのACアダプタが同じくらいのサイズです

《山本竜也》
山本竜也

20年務めた会社を辞めて、ガジェットなど好きなことをブログなどに書いて生きています。

特集

BECOME A MEMBER

テクノエッジ友の会に登録しませんか?

今週の記事をまとめてチェックできるニュースレターを配信中。会員限定の独自コンテンツのほか、イベント案内なども優先的にお届けします。