One-Netbook、小型の外付けGPUボックス「ONEXGPU」先行販売を開始。RX 7600M XT搭載、世界初のSSDスロットつき

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山本竜也

20年務めた会社を辞めて、ガジェットなど好きなことをブログなどに書いて生きています。

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One-Netbook、小型の外付けGPUボックス「ONEXGPU」先行販売を開始。RX 7600M XT搭載、世界初のSSDスロットつき
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One-Netbookが、同社のゲーミングUMPC「ONEXPLAYER」などに接続して利用できる外付けGPU「ONEXGPU」の先行予約販売をIndiegogoで開始しました。価格は599ドルから。2024年1月に出荷の予定となっています。

ONEXGPUは、ノートPC向けGPU「AMD Radeon RX 7600M XT」を搭載する外付けGPU。PCとの接続は、最近UMPやミニPCで採用が増えているOculinkまたはUSB 4.0で行います。

外付けGPUというと、かなり大きな筐体をイメージしますが、ONEXGPUはノートPC向けのGPUを採用することで、本体サイズは188×106×16mmとコンパクトになっています。

ただ、Radeon RX 7600M XTはハイエンドというわけではないので、性能自体はそれなり。それでも3D MarkベンチマークのTime Spy(DX12,1440p)のスコアは、最新UMPCで採用されているRyzen 7 7840Uの「3454」に対して「10542」と大幅に高スコアを記録するとのこと。

また、M.2 2280 SSD(PCIe 3.0)を搭載できるのも特徴となっています。One-Netbookによると、ストレージを搭載できる世界初のポータブルeGPUだとしています。ゲーミングUMPCはストレージ不足になることも多いので、SSDを利用できるのは利便性が高そうです。

Oculink、USB 4.0以外のインターフェースとしては、HDMI 2.1×2、DisplayPort 2.0×2、USB-A(3.2)×2、RJ45を搭載。USB 4.0では最大100Wの出力も行えるので、UMPCを充電しながら利用できます。ただ、バッテリーを搭載しているわけではないので、ONEXGPUへの給電は必要です。

ライバルとなるGPDも、RX 7600M XTを搭載した外付けGPU「GPD G1」をリリースしており、今後同様の製品が増えてくると考えられます。

ちなみに、GPDはOculinkに対応したGPD WIN4(2023)やGPD WIN Miniをリリースしていますが、One-Netbookの製品には、まだOculink対応のUMPCはありません。おそらくは2024年モデルにはOculinkを搭載してくるのでしょう。

ONEXGPU自体は、Oculinkのほか、Thunderbolt 3、Thunderbolt 4、USB 4.0を搭載したPCと接続が可能です。

《山本竜也》
山本竜也

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