Apple Vision Pro、1TBモデルは3899ドル(約58万円)・収納ケース199ドル(約3万円)。AppleCare+未加入の修理費見積もり2399ドル

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Kiyoshi Tane

Kiyoshi Tane

フリーライター

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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アップルは米国で、空間コンピュータ「Apple Vision Pro」の予約受付を開始しました。


それに伴い、基本ストレージ256GB以上のオプションやアクセサリーの価格、有料保証サービスAppleCare+加入時や未加入時の修理費用が明らかとなりました。

Apple Vision Proの基本価格は3499ドル(約51万8000円)ですが、それはストレージ容量が256GBの場合。それ以上のオプションも用意されており、最大容量の1TBは+400ドルの3899ドル(約57万7000円)となります

また同梱の付属品としては、頭部固定用バンド「Solo Knit Band」と「Dual Loop Band」、ライトシールやライトシールクッション2個、前面を保護するApple Vision Proカバー、ポリッシングクロス、外付けバッテリー、USB-C充電ケーブル、USB-C電源アダプタがあります。


それ以外の追加アクセサリーと価格も一挙に公開となりました。本体とバッテリーを収納できるトラベルケースが199ドル、Belkin製のバッテリーホルダーが49.95ドル。すでに公開済みですが、視力矯正用のZEISS製インサートレンズは99ドルから。処方箋が必要な「ZEISS Optical Inserts - Prescription」が149ドルです。

アップルは視力矯正レンズについてのサポート文書も公開しています。メガネを掛けたまま使えないことは既知の事柄ですが、ハードコンタクトレンズについても「Apple Vision Proの使用に影響が出る可能性があります」と但し書きしています。これは主な操作方法であるアイトラッキング(視線追跡)に支障をきたすため。


また、Vision Pro用AppleCare+は499ドル。新設された修理&サービスページには、カバーガラスのひび割れ修理には799ドルかかり、その他の破損の場合は2399ドル(約35万円)掛かるとの見積もりを表示。AppleCare+に加入していれば、どちらも299ドルとなります。

内蔵ストレージを最大の1TBにした上で、主なアクセサリー類を買い足すと、価格の内訳と合計は以下の通りとなります。

  • Apple Vision Pro(1TB) :3,899ドル

  • ZEISS製インサートレンズ(処方箋あり):149ドル

  • AppleCare+:499ドル

  • Belkin製バッテリーホルダー:49.95ドル

  • トラベルケース:199ドル

  • 合計:4795.95ドル(約71万円)

日本で発売される頃には、円高になっていると祈りたいところです。


《Kiyoshi Tane》
Kiyoshi Tane

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フリーライター

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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