フォルダブルの波はヘルメットにも。コンパクトに折りたためる自転車用ヘルメットを使ってみたら意外に便利:編集部買い物日記(仮)

テクノロジー Mobility
松尾公也

テクノエッジ編集部 シニアエディター / コミュニティストラテジスト @mazzo

特集

フォルダブルの波はヘルメットにも。コンパクトに折りたためる自転車用ヘルメットを使ってみたら意外に便利:編集部買い物日記(仮)
  • フォルダブルの波はヘルメットにも。コンパクトに折りたためる自転車用ヘルメットを使ってみたら意外に便利:編集部買い物日記(仮)
  • フォルダブルの波はヘルメットにも。コンパクトに折りたためる自転車用ヘルメットを使ってみたら意外に便利:編集部買い物日記(仮)
  • フォルダブルの波はヘルメットにも。コンパクトに折りたためる自転車用ヘルメットを使ってみたら意外に便利:編集部買い物日記(仮)
  • フォルダブルの波はヘルメットにも。コンパクトに折りたためる自転車用ヘルメットを使ってみたら意外に便利:編集部買い物日記(仮)
  • フォルダブルの波はヘルメットにも。コンパクトに折りたためる自転車用ヘルメットを使ってみたら意外に便利:編集部買い物日記(仮)
  • フォルダブルの波はヘルメットにも。コンパクトに折りたためる自転車用ヘルメットを使ってみたら意外に便利:編集部買い物日記(仮)
  • フォルダブルの波はヘルメットにも。コンパクトに折りたためる自転車用ヘルメットを使ってみたら意外に便利:編集部買い物日記(仮)
  • フォルダブルの波はヘルメットにも。コンパクトに折りたためる自転車用ヘルメットを使ってみたら意外に便利:編集部買い物日記(仮)

編集部買い物日記(仮)は、テクノエッジ編集部員が実際に購入したものを紹介する連載企画です。

Galaxy Fold、Pixel Foldと、フォルダブルスマートフォンは着実にユーザーが増えていますが、自分はiPhoneメインなので買う予定はありません。今回は別のフォルダブル、自転車用ヘルメットを買って試してみました。

規制緩和によって免許なしでも走行可能になった電動キックボードに乗って走っている人をよく目にするようになりました。ドコモ・バイクシェアやHello Cyclingの電動アシスト自転車もあちこちで見かけます。しかし、ヘルメットを装着して走っている人はまだまだ少数なようです。

道路交通法の改正により、今年5月から自転車乗車時には義務付けられることになりました(警視庁の解説ページ)。罰金があるわけではなく、努力目標ということですが、被った方がいいのは当然のこと。着用していない場合の致死率は、着用している場合と比較すると約2.3倍も高くなっているそうです。

でも、なぜ人は自転車に乗るときにヘルメットを被らないのか?

理由は大きく2つあると思います。

  • いいデザインのものがない

  • 重くてかさばるから持ち歩けない

このうち、「重くてかさばる」問題は、特に自転車を降りている特に強く感じます。乗っていないときには邪魔になるからです。でも、コンパクトに折りたためたらどうでしょう?

折りたためるとうたったヘルメットはこれまでいくつかありました。筆者はこれまで2つほど、クラウドファンディングでバックしたのですが、そのどちらも立ち消えになり、手に入ることはありませんでした。

Ittousai編集長がこんなのあるよ、と教えてくれたのがこちら。Amazonで買える、折りたたみヘルメットです。


現在は42%引きで9,580円となっている、「Closca Loop」というこのヘルメット。3つのパーツに分かれていて、それを内側から上に押し出すことで展開し、頭部を収めることが可能になります。上から押し込めば約2分の1の高さに収納。超薄型とまではいきませんが、厚みもしっかりあるので衝撃には耐えられそうです。

▲高さは3段階

色は前面がパールと黒。後部がホワイトとレッド。これらの組み合わせで3つのカラーリングから選べます。サイズはMとL。スペイン製(製造は中国ですが)ということもあり、頭の形はアジア人に向いていない可能性が高いと思い、大きい方(L)にしました。

たたんだ状態ならば今メインで使っている、CHROMEのメッセンジャーバッグ(かなり薄手)に、MacBook Air含めてなんとか入ります。

▲薄いメッセンジャーバッグになんとか入ります


不要なときにバッグに入れられると、電車での移動や買い物のときの便利さが増します。

最近自分は都心での飲み会に出るとき、行きはシェアサイクルで現地まで行き、帰りは酔っ払って電車で帰るというのをわりとやってるんですが、顔が赤い状態で電車に自転車ヘルメットを持っていると、「酔っ払い運転する気だ」「これだから自転車乗りは」とあらぬ疑いをかけられかねません。

そんな不安をお店の人や周囲の人に与えない心配りにも向いているかもしれません。

前面の出っ張り部分がかなりあるため、装着しているときのスタイルは決して優雅な感じではありません(個人差はあります)が、編集部で見せたところ、わりと好印象だったようです。

筆者がヘルメットを使い始めたのは、自転車通勤を始めた2000年代前半から。最初はあのヘンテコなスタイルが嫌で、オートバイ用の丸っこいやつにしようかと思っていたり、防災用ヘルメットで代用できないかとか考えていたのですが、意を決してロードバイク用の流線型でスリットの入ったものを購入しました。

何度か転倒をして、一度は鎖骨骨折をしたものの、命に関わるような事故にはならなかったのは、頭部をしっかり守ってくれるヘルメットの存在があったからだと思います。

その後、家族用(当時は5人家族だった)全員のヘルメットが玄関に並ぶようになりました。ラウンドシェイプのもの、ロードバイクスタイル、今は一人になり、それらのヘルメットが選び放題となったわけですが、メインはやはりロードバイク用のものです。

背面のディスプレイに進行方向を自動的に表示できるスマートヘルメットを買ったこともありますが、自分の頭の形に合わず、すぐに使うのをやめてしまいました。

今、メインで使っているヘルメットは、定番中の定番「OGK KABUTO REZZA-2」。そして、超軽量で安い「ARCH-GLOBAL」というものです。



REZZA-2はサングラス代わりになるシールドを装着可能なので、太陽光が気になるロングライドで、街乗り用にはARCH-GLOBALを使うことが多いです。こっちは1780円と安いのに170gの超軽量。装着していることを忘れるくらいの軽さです。これに対してClosca Loopは375gと、2倍以上の重さ。収納容量がたっぷりあるバッグ、リュックのときにはこちらの方が良さそうです。

《松尾公也》

松尾公也

テクノエッジ編集部 シニアエディター / コミュニティストラテジスト @mazzo

特集

BECOME A MEMBER

テクノエッジ友の会に登録しませんか?

今週の記事をまとめてチェックできるニュースレターを配信中。会員限定の独自コンテンツのほか、イベント案内なども優先的にお届けします。