Insta360 が、超小型アクションカメラの新モデル Insta360 GO 3 を発売しました。
Insta360 GO 3 は親指ほどのサイズに35.5gと軽量でどこにでもマウントでき、超広角の2.7K動画や7MP静止画が撮影できる製品。
￥60,500
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
最大の特徴は、先代の GO 2 には簡易的な三脚にもなる充電ケースが付属していたのに対して、GO 3では2.2インチのフリップ式ディスプレイを備えた「多機能アクションポッド」付属になったこと。
スマホアプリと接続する手間なく、アクションポッドでリモートプレビューやリモート操作ができ、設定の変更等も楽になりました。
本体も大きくパワーアップしており、弱点だった連続駆動時間はGO 2の最長30分から無制限に。バッテリーはカメラ本体で最長45分、アクションポッド併用で170分に伸びました。
ひとつだったマイクもデュアル仕様になり、Vlog的な用途に使いやすくなっています。
防水性能はカメラ単体がIPX8 5m防水、アクションポッドと合体時は水しぶき程度までのIPX4。
アクションポッドに収まった状態では、GoProのようなクラシックなアクションカメラに見えます。
カメラ本体の磁気マウント仕様は健在。シャツの下に着けて服の上からカメラを固定できる磁気ペンダントや、帽子のつばなどに固定して一人称動画を撮れる簡易マウントEasy Clip、ミニ雲台的なピボットスタンドが付属します。
アクションポッドと合体した状態でも小さく軽く、磁気マウントに対応するため、同じピボットスタンドやアクセサリにアクションポッドごとマウントもできます。
Insta360製品の大きな売りである、アプリと連動した補正や編集機能は GO 3でもそのまま利用可能。本体の6軸モーションセンサを使った強烈なブレ補正 FlowStateや、大量のクリップからハイライトを勝手につないでくれる AI編集等々をアプリ経由で使うことができ、カメラから簡単にエクスポートやシェアができます。
価格はストレージ32GBモデルが5万7500円、64GBが6万500円、128GBが6万4800円。本体があまりに小さいためmicroSDXC等での拡張には対応しません。
従来モデルのユーザーならば、カメラ部の弱点を解消し多機能な新アクセサリが付属する大幅進化のモデルですが、3万円台スタートだったGO 2 からは価格も大きくあがりました。
カメラ性能を求めるなら主力モデルの Insta360 X3 (ストレージ別で6万8000円から)に迫る価格になったため、どこにくっつけて何を撮りたいか、あるいはカバンやポケットにいれたまま忘れて持ち歩けるサイズを取るかで選ぶことになりそうです。
￥60,500
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
