新興ドローンメーカーの Antigravity が、8K 360度カメラ搭載ドローン Antigravity A1 の期間限定セールを開始しました。
あわせて、気軽に飛行の練習ができるゴーグル内フライトシミュレーター機能も追加しました。
A1ドローン本体とVisionゴーグル、グリップモーションコントローラがセットになった標準版は通常20万9000円のところ、15%オフ / 3万1500円引きの17万7500円で購入できます。
(記事中リンクから購入すると、一部が運営会社の収益になる場合があります)
最長39分飛べる大容量フライトバッテリーが3本と充電ハブ、一式まとめて運べるスリングバッグ等がセットになった「インフィニティキット」は、通常26万3900円のところ15%オフ / 3万9900円引きの22万4000円。
Antigravity公式ストアで購入 (こちらから購入すると、通常4980円のアクセサリ「ランディングパッド」が無料で付属します。特典は決済前に確認してください)
Antigravity は、360度カメラやアクションカメラで知られるInsta360の支援で生まれた新興ドローンメーカー。
昨年2025年12月に発売したばかりの初製品A1は249gと小型軽量ながら、全周360度を同時に撮影できる8K 360度カメラを搭載したドローンです。

カメラは1/1.28型センサF2.2レンズ x2、動画は最大8K 30fps、写真は最大55MP、飛行時間と距離は標準バッテリーで24分・13km、大容量で39分・24km、最高水平速度は時速 約57kmなど。
ゴーグルは2560 x 2560 x2枚のOLEDディスプレイにFOV 90度のパンケーキレンズ。簡易的ながらモノクロのパススルー表示にも対応します。
空に「居る」没入感と直感操作、一回で全方向の撮影が売り
360度カメラを載せた意義は、電動ジンバルやドローン自体の旋回でカメラを動かす必要なくどの方向も見える・撮れること。この構造で実現するのは、
・ゴーグルで全方向を自然に見渡すことができ、「ドローンカメラ視点」というより自分が空に浮いて飛んでいる感覚
・ドローンの向きを意識せず進みたい方向を指すだけの直感的な操作。進む方向とゴーグルで見る方向が独立。熟練者は手首で旋回するFPVモードでスピード感を楽しむことも。
・1度のフライトで360度全球動画・静止画を撮影でき、後からカメラの向きや被写体、画角を自在に選べる独自の撮影体験

一般的なカメラドローンは、画角の差はあれカメラは一方を向いており、ジンバル操作やドローン自体の旋回で見える / 撮影する範囲を調整します。
対するAntigravity A1はカメラの向きの概念がないため、ゴーグルを装着して真下や真上を見ても、首を左右に180度振って見渡したり不意に振り向いても、ドローン本体が回ったりカメラが物理的に向きを変えるための遅延がなく、自然なプレゼンスの感覚が得られます。

動画・写真撮影も360度全球を同時に記録するため、あとからフライトを再体験しつつ、自由にカメラの向きや画角を変えて、何度でも撮り直すように映像を切り出せます。
たとえば1度のフライトから、逆光側と順光側で正反対の画を使う、レースの参加者それぞれを追った被写体トラッキングとグループ全体ショットを得る、パノラマの横長動画とソーシャル向けの縦長動画を切り出すなど。

ドローン撮影でありがちな、ランドマークや人物を掠めるように飛び去りつつ、カメラをぐるっと回して被写体を中央に収めるような失敗の許されないショットも、Antigravity A1の場合は単にまっすぐ通過するだけで、被写体をどう収めるか、カメラの振り方や画角などを後からいくらでも試行錯誤できます。

実際にA1を飛ばした際の経験では、高い高度でホバリング中にふと伸びをして天頂を見上げたら、近くを鳥の群れが飛んでいたことも。過ぎてゆく様子を振り向いて追いながら、空を飛ぶものたちと同じ空間にいると実感しました。

360度ならではの強みと制約があるのは、Insta360 X5など人気のカメラと同様。8Kといっても全周なので、一般的な画角の映像は切り出しになり、精細感では狭い画角で4Kの機種のほうが上になります。
Insta360が従来の360度カメラで積み上げてきたAI自動編集やトラッキングといったアプリの支援は豊富で、コンテンツ制作の自由度も高い一方、純粋に撮影機材としてみた性能は、光学ズームが使える機種や、センサーが大きくレンズが明るい空撮用カメラドローンには及びません。
日本国内では登録必須。ゴーグル前提のハードルと練習場所が悩み
多くの国では規制のハードルが低い250g未満であっても、日本では99gを超えるため登録が必要ですが、いわゆる免許(技能証明)や資格は不要。
アプリの指示どおりに国土交通省のサイトでフォームを埋めてゆけば、特に煩雑な手続きなく登録番号がもらえ、ドローンの電波ナンバープレートにあたるリモートIDへの書き込みもアプリ内で完了します(IDを手書きか印刷して機体にも貼る手間はありますが)。

他のドローン同様、人口が多い場所で飛ばすには申請と承認の手続きが増えたり、ゴーグルを使うと「目視外飛行」扱いになり、飛行経路の下に人が立ち入らないよう誰かが監視する等の立入管理が必要などなど、ルール的なハードルの高さは否めないものの、モーションコントローラを使った飛行そのものは、ドローン未経験でも迷わないほど直感的。
まったく未経験の場合、まずは屋内などで習熟する段階が必要ですが、有料のドローンスクール等を受講する義務はありません。
(スクールはスクールで、ためになる座学や伝統的なプロポを使った操作を学べたり、練習場所があったり、免許(技能証明)取得にも挑戦できるなど有意義ではありますが)

近日中のアップデートでは、実際にVisionゴーグルを着けて仮想的に飛行を練習できるフライトシミュレーター機能も追加しています。

晴れて飛ばせるようになれば、飛行と撮影を目的に遠出の計画を立てたくなったり、旅行先の自然を空中から満喫したり、ゴーグルを着けてもらい360度動画再生で追体験を共有するなど、人生の楽しみが増えるデバイスです。
Antigravity公式ストアで購入 (こちらから購入すると、通常4980円のアクセサリ「ランディングパッド」が無料で付属します)











