アイドル322人から選べる歩数計、タニタ×アイドルマスターのコラボ第4弾。2005年の初代キャラも商品化

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Kiyoshi Tane

Kiyoshi Tane

フリーライター

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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Bandai Namco Entertainment/Tanita
  • Bandai Namco Entertainment/Tanita
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タニタは本日(7月26日)、アイドルプロデュースゲーム『アイドルマスター』シリーズとコラボレーションし、322種類のデザインを選べる歩数計の予約受付を開始しました。

「アイドルと一緒にプロデューサーの健康を作る第4弾」であり、322人のアイドルが同時に商品化される最大規模の企画となります。

タニタとアイマス(略称)コラボの始まりは2021年まで遡り、第1弾は『シンデレラガールズ』の五十嵐響子をあしらったデジタルクッキングスケールでした

その1ヶ月後に発表された第2弾は、『シンデレラガールズ」登場アイドルに対応した全190モデルの歩数計にスケールアップ。ソーシャルゲームとして10年にわたり積み重ねた歴史を、それぞれのアイドルと共に歩んだプロデューサー(プレイヤー)に報いるように商品化したことは驚きを呼びました。

今回はコラボの第4弾にして、歩数計としては第2弾。190モデルという尋常じゃない商品数でもビジネスモデルが成立したためか、10年どころか歴代『アイドルマスター』シリーズまで網羅して第2弾+132モデル。『アイドルマスター』、『アイドルマスター ミリオンライブ!』、『アイドルマスター SideM』、『アイドルマスター シャイニーカラーズ』、『アイドルマスター ディアリースターズ』、『アイドルマスター スターリットシーズン』のアイドルらが性別も超えて集結しています。

アイマスシリーズの始祖たる『アイドルマスター』は、元々の表記は『THE IDOLM@STER』にして業務用のアーケードゲームでした。稼働開始は2005年7月で17年前のこと、Xbox 360用(家庭用かつオフライン向けに仕様がアレンジ)は2007年発売です。そちらも14年前であり、当時からのプロデューサーはご自愛して頂きたいお年ごろのはず。

第2弾の190モデルも信じがたいことでしたが、タニタには「毎日歩くのが楽しくなった」と好評が寄せられた一方で、他のブランドに登場するアイドルも歩数計として商品化を求める声が多かったとのこと。リリースではさらりと「このニーズに応えて」と書かれていますが、普通は応えない……。

ですがアイマスほど新作が出ていない『電脳戦機バーチャロン』プレイヤーのニーズに応えてツインスティック・プロジェクトを打ち出したメーカーだけに、むしろ「応える」以外の道はなかったとも思われます。

本製品には各アイドルのビジュアルを大きくあしらわれたほか、ビジュアルのフレームやエンブレム部分、本体色はそれぞれのアイドルのパーソナルカラーや属性、所属するユニットのイメージカラーとなっています。大きさは幅約36mm、高さ約73mm、奥行約12mmで重さは約28g(電池含む)。3D(3軸加速度)センサーにより、カバンやポケットの中でも正確に計測できます。

価格は各3300円(税込)。予約受付は2022年9月5日(月)23時59分まで、11月下旬から順次発送予定です。詳しくはタニタのオンラインショップでご確認ください。

《Kiyoshi Tane》
Kiyoshi Tane

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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