アップルは、OLEDタッチスクリーン搭載の新型MacBook Proを発表しました。同社いわく「プロレベルのOLED」、すなわち「PROLED XDRディスプレイ」を搭載します。
PROLED XDRディスプレイは、P3とAdobe RGBをカバーするより広い色域を実現し、HDRおよびSDRで最大2000ニトのピーク輝度と、1000万:1のコントラスト比を誇り、映り込み反射を低減するNano-textureもオプションで用意されます。

Apple Pro Displayキャリブレータによるキャリブレーション機能と業界標準のリファレンスモード、さらにDICOM医療用画像リファレンスモードを備えており、映像、写真、印刷、デザイン分野から、研究や教育分野、医療用画像のレビューにも対応します。
タッチ機能は、スクロール、ピンチ、回転、描画などに対応するMulti-Touchジェスチャーで、3Dモデルの操作から画面上での楽器の演奏まで、直観的な操作を可能にします。なお、特にアプリ側で対応せずとも、macOSはUIへのタッチ操作をマウスのクリック操作に変換するため、ユーザーはすぐにタッチスクリーンを試すことができるはずです。Pixelmator ProやLogic Pro、Final Cut Proを含むApple Creator Studioはタッチ操作に最適化されており、サードパーティではMicrosoft Word、同Excel、同PowerPoint、Zoom、DaVinci Resolve、Blenderなどのソフトウェアも最適化を予定しています。
一般的なノートPCの場合、タッチ対応にすると指が画面に触れるたびにグラグラと揺れてしまいそうですが、アップルはMacBook Proのタッチスクリーンのためにヒンジを設計し直したと述べています。たとえばビデオ通話中にタッチ操作をしても、このヒンジとビデオ手ぶれ補正機能により、相手側の映像の揺れを低減できるとのことです。
なお、ビデオ通話用のカメラが収まるのが、既存のMacBookの多くが採用するノッチではなく、Dynamic Islandスタイルのスペースとなっているのも目に留まる新しいポイントです。

PROLED XDRディスプレイ搭載MacBook Proは3024x1986 ネイティブ解像度/254ppiの14インチモデルと、3472x2266 ネイティブ解像度/254ppiの16インチモデルが用意されます。

プロセッサーにはM5 Pro、M5 Maxを採用し、ユニファイドメモリーは最大128GB、SSDは最大16TBを選択可能。最大24時間駆動するバッテリー(16インチM5 Proモデルの場合)を備え、1台でオフィス作業から動画編集、3D制作、ゲームまで広い用途に対応可能です。

M5 Pro、M5 Max搭載モデルのいずれも、外部接続としてThunderbolt 5ポートx3、HDMIポート、SDXCカードスロット、MagSafe 3コネクター、3.5mmヘッドホンジャックを搭載しています。M5 Proモデルは最大3台の外部ディスプレイが接続可能。M5 Maxモデルでは最大4台のディスプレイを接続できます。また、ワイヤレス機能はWi-Fi 7、Bluetooth 6に対応します。
サウンド面では、再設計された6スピーカーシステムに新しいウーファーを備えて「50%深い低音」を再生可能とし、「スタジオ品質」の3マイクアレイでビデオ通話時に声をはっきりと相手に伝えられるとのことです。

本体サイズは14インチモデルが約310.8x216.3x15.0mm、16インチモデルは約355.5x244.2x16.0mm。重さは14インチM5 Pro搭載モデルが約1.38kg、同M5 Max搭載モデルは約1.40kg。16インチM5 Pro搭載モデルは約1.82kg、同M5 Max搭載モデルが約1.84kgとなっています。

2016年といえば、今回のタッチスクリーンよりも前にMacBook Proにタッチ機能をもたらした「Touch Bar」が登場した年でもありましたが、こちらは忘れたままにしておくのが良いかもしれません。
PROLED XDRディスプレイ搭載MacBook Proは11月6日発売で、すでに予約受け付けを開始しています。
税込価格は、14インチM5 Pro搭載モデルが49万9800円から、14インチM5 Max搭載モデルが76万9800円から。16インチM5 Pro搭載モデルは59万9800円から、16インチM5 Max搭載モデルは82万9800円からです。
¥10,450
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)













