アップル、M6搭載14インチMacBook Pro発表。M1比でAI性能最大13倍、33万9800円から

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アップルは、新たに開発したM6チップを搭載した14インチMacBook Proを発表しました。10月29日より予約注文を受け付け、11月6日より販売を開始します。税込価格は33万9800円からとなっています。

新しい14インチMacBook Proでは、12コアCPUと12コアGPU、デュアル16コアNeural Engineを備えるM6チップを搭載します。アップルいわく、M5搭載モデルと比較してグラフィックス性能が最大30%、AIワークロード処理が最大25%向上したとのことです。ユニファイドメモリの容量は16GBから最大32GBまで構成可能。メモリ帯域幅は最大170GB/sです。

GPUには各コアにNeural Acceleratorが追加されており、デュアル16コアNeural EngineはM5比で最大1.9倍の性能を発揮するとアップルは説明しています。

さらにアップルが実施したテストによれば、M1搭載13インチMacBook Proとの比較において、LLMプロンプト処理における最初のトークン生成までの時間が最大13倍高速に、Blenderのレイトレーシングレンダリングが最大11.7倍高速にそしてXcodeのコードコンパイルでは最大2.5倍高速になったと説明されています。

一方、M5搭載モデルとの比較では、同じくLLMプロンプト処理が最大1.3倍に、Blenderレンダリングが最大1.3倍に、Xcodeコンパイルは最大1.3倍に高速化したとされています。

ディスプレイはLiquid Retina XDRで、最大1600ニトのピークHDR輝度と100万:1のコントラスト比を備えます。反射を抑えるNano-textureディスプレイのオプションも引き続き用意されています。カメラはデスクビューに対応する12MPセンターフレームカメラを搭載。スタジオ品質の3マイクアレイと、空間オーディオに対応する6スピーカーサウンドシステムを備えます。

新たにWi-Fi 7やBluetooth 6に対応し、外部接続ポート構成はHDMI、MagSafe 3、Thunderbolt 4ポート×3、SDXCカードスロット、3.5mmヘッドフォンジャックとなっており、最大2台の外部ディスプレイに接続できます。バッテリー駆動時間は最大24時間に延び、96W電源アダプターなど対応するUSB-C電源アダプターを使用した場合、30分で最大50%まで充電できる高速充電にも対応しています。本体カラーはスペースブラックとシルバーの2色展開です。

新しい14インチMacBook Proには、macOS 27 Golden Gateがプリインストールされます。macOS 27ではSiri AIがSpotlightやシステム全体のコンテクストメニューに統合され、メッセージ・メール・写真などからの情報検索や複数アプリにまたがるタスク処理が可能になるとアップルは説明しています。

Apple IntelligenceはSafariでのタブ自動整理やウェブサイト変更通知、写真アプリでのAI画像編集ツールなどにも活用されます。なお、Siri AIはmacOS 27.2でベータ版として利用可能で、日本語を含む複数言語に対応しています。

新しい14インチMacBook Proはチップの世代交代を軸にした正常進化モデルとなっており、アップルは更新されたMacBook Pro紹介ページで、その性能に関して主にM1チップ搭載MacBook Proに対する比較を用いています。これについては、そろそろOSアップデートのサポート終了が近づきつつあると考えられるM1チップ搭載MacBook Proユーザーに対する買い替え勧奨の意図もあるのかもしれません。

ちなみにこの記事執筆時点では、今年3月に発表されたM5 ProおよびM5 Max搭載MacBook Proモデルには変更はなく、そのまま販売を継続しています。

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