トランプ米大統領が所有するトランプ・オーガニゼーション傘下のMVNO事業者トランプ・モバイルは、同社が販売する金色のスマートフォン「T1」の価格を、499ドル(約7万7000円)から749ドル(約12万3000円)に引き上げました。従来比約1.5倍の大幅値上げとなります。
この値上げにより、「トランプスマホ」ことT1はアップルのiPhone 17e 256GBモデルの現在の価格699ドルよりも高額になりました。
ただスペックを見れば、トランプスマホには512GBのストレージと12GBのRAMが搭載されており、256GBのiPhone 17eよりは、昨今のAIデータセンター需要によるメモリーやストレージ価格高騰の影響を受けやすいかもしれません。
また、テクノロジーニュースサイトThe Vergeは、トランプ・モバイル幹部から聞いた話として「T1」の499ドルという価格は導入価格、要するに発売記念セールのようなもので、販売開始後一定期間が過ぎれば、999ドルにまで引き上げる可能性があると述べたと伝えています。またその後トランプ・モバイルのウェブサイトにも端末価格の横に「プロモーション価格」と添えられていました。

記事執筆時点で確認したところ、T1の価格は749ドルとなり「プロモーション価格」の表示はなくなっています。
ただし、これまでにトランプ・モバイルがどれぐらいT1を販売したかは不明ですが、少なくとも1度はユーザーにソフトウェアアップデートを提供しており、サポート体制は少なくとも機能しているようです。(OSは2年前のAndroid 15のままですが)。
iFixitによる分解報告によると、このスマートフォンは実質的にHTC U24 Proであることが判明しています。同機種の米国での価格は、Amazonを参考にすると、599ドル(約9万2500円)~679ドル(約10万4900円)となっています。とすると、トランプスマホの749ドルという価格も、騒ぎ立てるほどでもないのかもしれません。



