Googleがなんでも「カワイイ」「アニメ」で解説してしまう。NotebookLMの新テーマを試してみた(CloseBox)

テクノロジー AI
松尾公也

テクノエッジ編集部 シニアエディター / コミュニティストラテジスト @mazzo

特集

内容を深掘りしたいサイトのURLを入れるだけで、二人の対話によるポッドキャスト風音声や、図解付きの動画解説を生成してくれるGoogleのNotebookLM。これがすごいことになっていました。


NotebookLMの動画解説で使われているイラストのレベルの高さは以前から注目されていましたが、その中に「カワイイ」「アニメ」が追加されていたのです。

米国・英語版だけでなく、全世界でローリングアウト中ということですが、筆者の環境ではすでに使えていたので、さっそく試してみました。

このうち「カワイイ(Kawaii)」は初登場なのですが、「アニメ」は10月13日に登場済み。この時点で、動画解説で使われている画像がNano Bananaベースになり、そのテーマも選択可能になっていたのでした。

最近、NotebookLMのイラストのレベルが爆上がりしているなと感じていたのはそのせいだったのですね。

ただ、そこで描かれていたアニメが80年代の古いスタイルで、皆様からのご要望が「アニメじゃない」「本物の(現代的な)アニメをよこせ」だったため、完全に作り直したのだそうです。

では、その努力の成果を見てみましょう。

NotebookLMのStudioにある「動画解説」で、鉛筆アイコンを選択すると、特定のテーマを選ぶことができます。

クラシック、ホワイトボード、カワイイ、アニメ、水彩画、レトロスタイル、遺産、ペーパークラフトが選択可能。

以前に自動選択で生成したら、違和感のない手描き風イラストができてきました。これでもう十分というくらい。

今回、「カワイイ」を選んで動画を生成してみると、たしかに「カワイイ」絵柄になっています。キラキラした目とムニっとした口が特徴ですね。ちいかわとか太鼓の達人とかの。

アニメの方はどうでしょうか。たしかに今風のアニメになっているようです。水色のロングヘア少女大好きな感じはあります。

カワイイ、アニメのテーマを選ぶとナレーションの声優もそんな感じになるかと思ったのですが、そういうわけでもなさそうです。

最後にこの記事自体の動画解説をNotebookLMにやってもらいましょう。

《松尾公也》

松尾公也

テクノエッジ編集部 シニアエディター / コミュニティストラテジスト @mazzo

特集

BECOME A MEMBER

『テクノエッジ アルファ』会員募集中

最新テック・ガジェット情報コミュニティ『テクノエッジ アルファ』を開設しました。会員専用Discrodサーバ参加権やイベント招待、会員限定コンテンツなど特典多数です。