新型iPhone SEのiPhone SE 4(仮)、新たな予想CG画像が登場。第4世代は「ほぼiPhone 14」だがUSB-C搭載で背面カメラは1つか

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Kiyoshi Tane

Kiyoshi Tane

フリーライター

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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Image:91mobiles
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アップルの廉価スマートフォンiPhone SEシリーズは、現行の第3世代モデル発売から約2年が経過。そのためか次世代機、通称「iPhone SE 4」が準備中との予想を複数の情報源・識者らが表明してきました。


それらを裏付けるように、インドメディアの91mobilesが独占入手したというiPhone SE 4の「CADレンダリング画像」(予想CG画像)を公開しています

一般的にリーク情報での「CAD図面」とは、メーカーに部品を供給する、あるいは部品を組み立てて完成品とするサプライチェーン筋等から入手した設計図ファイルを元にしています。もっとも、91mobilesは入手元を明らかにしていません。

今回の予想CG画像は、大まかにいえば「背面カメラが2つから1つに減らされたiPhone 14標準モデル」といったところです。要点を箇条書きすると、次の通りです。

  • Touch ID(指紋認証)内蔵のホームボタンはなくなる

  • ノッチ(画面上部の切り欠き)付きの6.1インチディスプレイやFace ID(顔認証)搭載

  • ノッチの大きさはiPhone 14標準モデルと同じ

  • USB-Cポートや、iPhone 15 Proモデルと同じアクションボタンが追加される可能性あり

  • サイズは147.7 x 71.5 x 7.7mmで、iPhone 13やiPhone 14とほぼ同じ

これらの情報は、昨年秋にアップル関連情報サイトMacRumorsが伝えていたものと概ね符合しています。そちらの情報源は、アクションボタン追加のほか、背面カメラの解像度が48MP(iPhone 14標準モデルは12MP)になる可能性があると述べていました。


iPhone SE 4がTouch IDからFace IDに移行することは、複数の識者らが予想しています。ただし、ノッチかiPhone 15シリーズのようなダイナミックアイランドかは、意見が分かれるところです。

もっとも、上記のMacRumorsも「iPhone 14から派生した」有機ELパネルを採用する可能性が高いと述べていたほか、韓国の電子業界誌The Elecも「既存のiPhone 14向け有機ELパネルの在庫を利用できる」と報道。iPhone 14標準モデルはノッチ方式だったため、ダイナミックアイランドの可能性は低そうです。

以上をまとめると、「ほぼiPhone 14、ただしUSB-Cポートやアクションボタン搭載。背面カメラは1つに減るが解像度はiPhone 14以上」といったところです。

まだ価格のリーク情報は見当たりませんが、これほどの進化を果たして、フラッグシップiPhoneよりどれだけ安くなるかは気になるところです。

《Kiyoshi Tane》

Kiyoshi Tane

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フリーライター

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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